スポーツ選手でもないまめ子が鵞足炎になった話|episode-5- FINAL
こんにちは。こーひーまめ子です。
鵞足炎の話も、この記事が最後になります(たぶん!)。
始めに、正直に申し上げておきます。
3個くらいに記事を分けても良かったんじゃないか?
夏にセミが猛烈に一週間鳴いているのか?っていうレベルの
こちら、長文になります。
疲れたら、休んでくださいね。
怪我から半年以上経ち、
いまだ日進月歩、
亀の歩みで誠心誠意
回復の旅路にございます。
あれから家でカッサプレートを買って家でやってみたり、
鍼灸に通ったり、
温泉に行ったり、
人生で初めて、
ドラッグストアでビタミンサプリを買って飲んでみたり。
色々試しながら、なんとか悪化はさせていません。
そうしたまめ子の、
脚が毎日限界ギリギリで仕事をしつつも
回復させるべく、あがいた記録を残します。
もし同じ症状でお困りの方がいたら、
経験談で良ければ返信もできますので、
お気軽にコメントいただけましたら幸いです。
諦めたら試合終了だよ…ということで色々あがいてみた。
1. ともかくテーピングだ!いや、サポーターを買ってみるか!
= ホルザック VS ザムスト =
30代後半、まさかこの歳で膝サポーターを検索しまくることになるとは…。グーグルやメルカリのオススメ広告欄は膝画像でほぼ埋まりました。
今回は、上記2つのメーカー品を購入し、実際に使ってみました。
まず、バスケ選手やバレーボール選手が
愛用していることで有名な” ザムスト ”。
まめ子が購入したのは、EK-3というシリーズです。
もの凄くしっかりした作りで、膝をガッチリ支えてくれるので、激しいスポーツをする人が愛用するのも、うなづけます。
ただ、まめ子はお肌が貧弱ゥ貧弱ゥにつき、マジックテープのザリザリした部分が直接当たるのが気になりました。
結果、痒くなってしまったこと・支えがガッチリしているゆえに、接客の際のしゃがむ動作がギコちなく支障をきたしたこと。
この2点により、残念ながら使用を断念しました。
まめ長老:「サポーターを諦めたら、膝が終了じゃよ・・・。」
分かっとるわ。(※セルフツッコミ)
さてと、お次は" ホルザック "です。
こちらは、着圧ソックスのイメージに近いサポーターです。
下から履くタイプになります。
装着感も良く、ズレ落ちることなく、一日過ごせています。
通気性の良い素材のため、乾きも早くて夏場でも蒸れずに済みました。
Mサイズを買ってみたところ、太ももちゃんがなんちゅーか「ボンレスハム」みたいになりましたので、白目を剥きつつ、Lサイズを購入し直しました。
このまめ子…メジャーで測ってはサイズ表と睨み合い、めちゃくちゃよく見て買うタイプですが、今回は非常に悔しい結果となりました。
サポーターの場合、MサイズかLサイズか、
サイズ感の判断が際どい場合は、
大きい方を買ったほうが良い!!という知見を得ました。
黒色のホルザックの使い勝手やデザインも好きで、
装着状態を鏡で見るとバレーボール選手になった気分だけ味わえます。
両脚使ってみて良かったので、今は洗替用も買い足しました。
今現在、Lサイズ×4枚を日々使っています。
悲しいくらい毎日ヘビロテで、本当に助かっているアイテムです。
伸縮性があるので、頑張ってしゃがみたいときも、
曲げる動作の邪魔にならず柔軟に素材が伸びてくれます。
この点で考えると、ホルザックは飲食店での仕事や日常動作に適していて、一方のザムストEK-3は、深く膝を折ることがないスポーツに適しているんだなぁと思います。
ちなみに他の者達(ザムストやホルザックMサイズ)は、
メルなカリ様の元へ旅立ちました。
みんな…お膝が大変なのだなぁとしみじみ思いました。
1個1個、お値段がするので、サイズが合わないのは極力避けたいですね。
健康や痛みの改善に関することでしたので、
たとえ値段がしても、妥協せず試した事自体は
「自分を大切にする」という気持ちの面で、
本当に良かったと思います。
お財布さんが悲しそうな瞳でこちらを見ている気がしますが、気づかなかったこととします。
2. 痛みが怖い、なら自分で…。今できることをやるよ!! やってやる!!!ビビりセルフ刮痧
= ニールズヤードレメディーズ VS ダイソー =
鍼灸院で実施された現代の拷問、カッサ。
自分自身で身体をメンテナンスすることが出来れば、
長い目で見たら、お金が浮く&健康維持にとても良いのでは?
と、思い立ち鍼灸院の先生のオススメもあって
カッサプレートなる美容アイテムを
お家で導入してみることにしました。
ちょっと、膝痛を治したい気持ちが前のめりすぎて、
「お金はかかるが、
どうやらそんなことも言ってらんねぇわ。」
という状況でした。
健康なときには、一切気にしてなかったと思いますし、こういった道具が世の中にあることすら頭にインプットされてなかったと思います。(美容業界の方々、無頓着で申し訳ありません。)
このカッサプレートは、ダイソーに普通に売っていました。
売り場カテゴリとしては、美容・健康系。
頭皮のツボ押しとかヨガマット、バランスボールが売っている付近にありました。
チープな感じですが、軽くて持ち運びにも便利でしたので、
職場で休憩中にズボンの上から膝周りをほぐしたり、足首やふくらはぎをせっせとサッサカ、サッサカ、なぞっていました。
案外、立ち仕事のむくみの防止に役立ちそうです。
化粧ポーチにも入りますし、
「むくみに悩める立ち仕事の人、全員持つべし。」みたいな
お告げがどこからともなく聞こえた気がします(幻聴)。
一日仕事でずーっと立っていると、ふくらはぎのみならず
お尻の後ろや太もも裏もだいぶ緊張して凝り固まっていますので、その付近も擦って入念にマッサージしてあげると、
ふくらはぎ全体の筋肉の緊張もほぐれてきて、イイ感じだと悟りました。
立っているだけで、身体の後ろ側の筋肉をそれだけ駆使しているんだなぁと実感します。
続きましては、イギリスのニールズヤードレメディーズ。
店名がなんだか既にオサレ。
こちらのカッサプレートは磁器製で、一度買えば長く使えそうです。
フェイス用と、少し大きいボディ用があります。
まめ子が即ポチしたのは、こちら。ボディ用です。
落ち着いた色味が可愛いです。
「可愛い!」と思えたことが何より良かったです。
膝痛関連のアイテムで、可愛いなんて、なかなかありませんから(笑)
手に取ると少しヒンヤリします。
夏場はこのヒンヤリ感がやみつきになります。
レビューを読むと、お風呂の中で使う方もいらっしゃいますが、まめ子はボディソープなどで手を滑らして割る未来ビジョンが明確に見えておりますので、臆して室内利用に留めています。
そして、こちらを最大限に活用する
潤滑油となるのが、マッサージオイルです。
お財布さんが悲しそうな目でこちらを見ていますが、膝痛の脅威には敵いません。
これは先に書きますが・・・
買って良かったアイテムです!!!
良いオイルって…、やっぱこうも違うのねぇー…
と思わせる逸品でした。
お高い、お高いんですけど、カッサプレートを買ったなら
併せて使った方が、絶対に効果的+お肌にも良いアイテムです。
どこが良いかと言いますと、
このオイル、スッ・・・と肌に馴染む。
もう、なんでしょうね、カウンター席のみの高級寿司店に行ったとしましょう(※ぶっちゃけ人生で行ったことないので、ただただイメージだけでお伝えします)。
「ヘイ大将、コハダ一丁。」
スッ・・・
「次ね、サーモン一丁。」
スッ・・・
くらい、自然な流れで肌に馴染みます。
このオイル、ベタつくことが一切無いんですね。
カッサの滑りが良くなり、合えば香りにも癒やされて、
保湿も出来る。
使ってみないと分からない、
かなり優秀なアイテムでした。
ちなみに、こちらはキャップ付きの瓶に
ただオイルが入っているタイプのため、
別売りのスプレーヘッドを一緒に買ったほうが無難です。
溢すこと無く、かつ少量ずつ出せるので、
併せて使うと、使用感が猛烈に向上します。
こうして、職場ではダイソー、
家ではお風呂上がりに、ニールズヤード。
二刀流で始めたカッサ生活。
始めのうちは、施術時と同じように鵞足部や膝周り、そして太ももをプレートで擦るだけで痛かったです。
痛いし、怖い…。その、”痛くないかも”ぐらいの塩梅を
自分で探しつつ、日々研究しながら
自分の身体と向き合って擦ってみました。
すると、不思議なことに、今までプレートで擦ると
痛かった膝周りが「痛くない気がする・・・」となり、
徐々にではあるものの、鵞足部も痛くなくなってきました。
さらに今まで立ち仕事でパンパンになっていた脚が、
湿布も貼らず、
休足時間(※立ち仕事御用達アイテム)も使わず、
着圧ソックスも履くこと無く、
カッサをすると、むくみが取れた状態で眠れていることに気が付きました。
えっ・・・
もっと早く知りたかった。
コレ。いいじゃん。
それを実感として発見したとき、
「皆の者~!!お金かからずにむくみが取れるぞ~~!!戦じゃ~!!」
・・・のようなテンションになりました(どんなや)。
初期費用はかかりますが、立ち仕事攻略法みたいなものを知りました。
20代前半の時点でこれは知りたかったです。
座り仕事の人にも、むくみ解消に良いのではないかと思いました。
また、人体の不思議みたいに思ったことがありまして、
痛みのある左膝。
膝周りや太もも周りをマッサージしても、やっぱり曲がりづらくて痛い。
地味につれぇ。
そんなとき、ふと、「身体を支えるために身体の内側・後ろ側のみならず、外側の筋肉も使っている」とそういえば鍼灸院の先生が言っていたような…?と頭によぎりました。
そこで、左膝の下、外側。
つまり左スネの外側を思いっきりプレートで擦ってみました。
すると、
「左膝の痛みがなく、いつもより深く曲げられる。」
なにコレ。
もうちょっとスネの外側を擦ってみる。
膝の可動域が上がる。
なにコレ。
っとなりました。人体って繋がっていて不思議です・・。
あんなに膝裏にテニスボール挟まっていたじゃない。
(※エピソード・ワン参照)
正座は無理、深くしゃがむのもまだ無理(右膝を曲げるのはOK)。
でも、体育座りの深めなら出来るようになりました!!!
カッサ、本当に不思議なアイテムです。
これは面白いので、観察しながら続けてみようと思います。
3. 一度だけ、調子こいたら悪化した。まだ慌てるような時間じゃなかった反省会。
= 旅行に浮かれて疲労がやらかす。 =
大人なのに。もう若中年ですのに。
浮かれてしまった日があります。
家族旅行でした。
思いっきりの、坂道。
すっっっげぇ急勾配なロング階段。
雨で滑りやすく石畳を踏ん張る足元。
せっかくの旅先だから、もうちょっとだけ進んでみたいという欲求。
すごくやらかしました。
太ももの筋肉を酷使しすぎて、またも鵞足部が痛くなり、
結果、
太ももがまたも攣りそうになりました(エピソード・ゼロのデジャヴ)。
※エピソード・ゼロはこちら
ンっだっから、
足元滑りやすい幅板の狭い階段はダメだっつってんでしょぉがぁぁあぁあああ!!!
っと、旅行前のわたくしに言ってやりたいです。
痛みや可動域が半年以上前くらいの
振り出しに戻るのかと、絶望しかけました。
まめ長老:「暖かくして過ごし、階段使用を禁ず。」
これが今のわたしの村の掟(?)です。
冬なので、悪化させないよう
一段と気を引き締めて参る所存です。
4. サプリとかホント?プラシーボ効果なのでは?断固たる決意。
出来ることから少しずつ♪
なぁ~んて綺麗事も言ってられないので
= 藁にもすがる君への思い =
いよいよ文脈テンションのおかしなことになってきましたね。
コレを読んでいらっしゃる あなたは天使かなにか様ですか?
なんとこの時点であなたは、
5,000文字分の読書をしたことになります。
\ ☆ビックリ☆おめでとうございます!!/
脚のピリピリが徐々に減り、
早歩きが出来るようになってきた まめ子。
ゴールデンウィーク前の受傷時から半年以上。
リハビリや、鍼治療に、セルフカッサ・・・
実に、6ヶ月ほどの時を費やしました。
お陰さまで、寝ても覚めても纏わりついていた
ピリピリとした痛みによる脳みそへの集中力ダメージは軽減され、
家での日常生活レベルなら、取り戻しつつあります。
でも、立ち仕事の疲労からなのか
ずーーーっと頭も身体も疲れが取れず、
イマイチ、あともう一段階上の回復が見込めない状況に
もどかしさがありました。
そこで思ったことが、
仕事疲れの回復のために回復パワーを全部使い果たして、
そこから上の、怪我の回復のための回復パワーが
残ってないんでねぇか?(ナマハゲ口調)、と。
よく寝るようにしましたし、
休日は控えめなお散歩程度の運動量ですし、
とはいえ
仕事疲れを回復して、プラマイゼロ?
いや、もはや若中年なので軽~くマイナス仕上げか?
というわけで
これでは、
怪我ッッ、回復するわけ無かろうなのだーーッッ!!!
という仮説を立てました。
この仮説から導き出せる手っ取り早い回復術・・・
それは!
栄養を!!
取ることダァ~~!!!
当たり前のようで難しいものです。お肉はよく食べるようにしてたんですが。(ワンピースのルフィ的思考でイケると思ったという供述)
このわたくし、こーひーまめ子たるものの胃腸は、ちびまる子ちゃんに出てくる山根くん寄りなものでして。
山根くんとはまた症状が違うと思うのですが、過敏性腸症候群ていうんですけどね。
まぁなんと言いますか・・・まめ子、体質的に
摂取した栄養を100%身体に還元セール出来てない気は薄々してたんですよね・・・。パワーになってないのでは疑惑が。
そこで、いよいよ断固たる決意で
ドラッグストアにある売り場へ赴き、
サプリなるモノに手を出してみることにしました。
一応、一日三食、暴飲暴食するわけでもなくキチンと食事はしています。その食事を続けた上で、プラスアルファしてみようという作戦です。
まずは栄養の底上げとして、
マルチビタミンとミネラル。
そして、ビタミンC。
仕事上がりに、毎度キレートレモンが飲みたくなるんですよね。身体が欲しているのか・・そうか、ならばビタミンCを授けよう・・と思い立ち、サプリを購入しました。
一瞬だけ脱線しますが、どうしても言いたい。
キレートレモンはノーマルタイプが一番美味しいです。※個人比
こうしてサプリを1~3ヶ月ほど続けてみました。
一気に飲むのはビビりなので、無理なく続けやすいよう配分し、
朝と夕に分けて合計1日分になるように。
また、キレートレモンを飲んだ日はサプリを控えてみたり
なんとなく過剰摂取にならないようにバランスをとっていました。
そこで確かに感じたことは、
【 疲れにくくなった 】
マジで。マジか。
ということです。
これ・・・元気な人って、元からベースでこんなに元気なの?という感覚です。いやはや、びっくり。
しかも、冬場に寒くなってくるとちょっと
気持ちも沈みがちに…な~んてことも
例年に比べるとあまり目立たず。ゴリラの気持ち。
栄養ってすごい。
そうは言っても全部が全部
順風満帆に回復するわけではないのですが、
自分が良い方向に向いているんじゃないかな?という
プラスの働きがあったことは確かです。
こちらは、瞳を潤ませているお財布さんと
相談しながら無理せず続けてみようと思います。
5. 鵞足炎になってから半年以上経って思うこと
最後に言えることは、
ベタですが、身体は一生物である ということ。
そしてもうひとつは、
怪我をすると
ンモノッッッソィッ!!(鳴き声)、
ものっっ凄い 出費になる ということ。
肉体的にも精神的にも、
さらには金銭的にも、大きな負担になります。
怪我しないに越したこと無いです。
予防できるのなら、今すぐすべし。
健康健全あるのみです。
この前あった健康診断の際、
わたしの問診票を見た看護師さんに
「あら、鵞足炎。
珍しい、懐かしい。」と声をかけられました。
どうやら、整形外科の出身の方だったようです。
・・・そんなニッチな
フリートークにも使える、鵞足炎(使わんでいい)。
もうエピソード・ゼロから読んでくださった方は、鵞足炎(がそくえん)が馴染みのあるキーワードになってきたのではないかと思います。
鵞足炎は身体の動かし方や姿勢の癖から発症し、
癖を改善しないと、なかなか治りづらいものです。
まめ子は、これを読んでくださっているあなたに、
こんな形で怪我をして
両脚が攣ったり、
駅の階段の上り下りで一段につきニ歩費やしたり、
脚がピリピリエンドレスに朝から寝ている間まで痛むなんて生活は、
正直してほしくないです。
あなたの御御足が健やかでありますように、心から願います。
そして、健やかな脚は、
あなたを色んなところへ連れ出してくれるでしょう。
鵞足炎シリーズをここまで読んでくださり、ありがとうございます。
こんな長文を読み切ったあなた、
本当は勇者様かなにかじゃないですか?
それでは、今日も明日も、健やかにその人生を歩んでいけますように。
スポーツ選手でもないまめ子が鵞足炎になった話
#鵞足炎のまめ子
おわり。