vol.22 時間がない
私は変わらず、毎日出勤してます。
一般的にはリモートの方が増えて、通勤時間がなくなり良かった
と言う話を以前はよく聞いていました。
しかし最近リモートしている人の話を聞くと、
「仕事が終わらない」
「公私の時間の区切りがわかりにくくなった」などの、
「時間がない」
と言うワードをよく耳にするようになりました。
今日はこの「時間がない」について書きたいと思います。
まず私のケースで考えると通勤時間の片道1時間、計2時間のスペースができたということになります。
リモートになりサラリーマンの人は勤怠の管理など、特に管理職の方は余分な手間が増えたと言うのは考えられます。
それにしても2時間は、管理しすぎですよね。
単純に仕事が忙しくなったというのもあります。
国の税収が何故か60兆円を超えるなど、コロナ禍の中でも好調な業界もあるので、バンバン仕事が増えているというのもあります。
様々な要因があるとは思いますが、時間管理においても、パーキンソンの法則がしっくりくるのではないないでしょうか?
Wikipediaより
私はお金の相談をよく受けるので、そちらでパーキンソンの法則ついてはお話しすることが多いですが、
簡単に言うと、「ある資源に対する需要は、その資源が入手可能な量まで膨張する」という法則のことです。
お金の支出や収入において、収入が上がったのに貯蓄ができない方は、完全にパーキンソンの法則に当てはまっており、増えた収入に合わせて、支出も増えるという現象が起きます。
そう言う点で、自分の資産を管理する際も、PLだけでなくBSで管理することが必要となります。
時間のことに話を戻して、通勤時間削減でスペースとなった2時間という資源は、この場合あっという間に消費されてしまっているのではないでしょうか?
それが何に使われてしまったのか?
これはお金と同じで意外と詳細不明の消費をしてしまっていることが想像できます。
先日私の師匠のお一人から伺った言葉で、私自身とてもハッとした言葉がありました。
「時間がない」と言っている人は、実は「時間を決めていない」人という言葉でした。
「この作業を1時間でやる。」
などの、細かい目標を立ててる方は少ないのではないでしょうか?
「この作業を今日終わらせる。」くらいに考えてることは多いと思いますが…
何に優先的に時間を使うか。
これはお金においても、同じことが言えます。
全てが満遍なくベースアップすると、常にパーキンソンの法則にハマってしまいます。
まずはリモートで得た、通勤分の時間を取り戻してみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます☕️
それでは☕️
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