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夫が謝ったほうがいいワケ

夫婦で言い合いをしたり、ケンカをしたり
ケンカとはいかないまでもモヤッとした時
夫側が率先して謝ったほうがいいという話。

なんで夫側が謝らなきゃならないんだ!?
というと、妻には特殊能力があるからです。

妻の特殊能力というより女性が持つ能力で
記憶と感情がガッチリ結びつくというもの。

「私が病気のとき、飯は?って言ったよね」
「私よりもお義母さんの話を優先したよね」
「私が初めて出産のとき、暴言吐いたよね」

結婚して十数年経ってからの夫婦喧嘩中に
(なんでそんな昔のこと、今言う?)と
驚く夫はとっても多いようです。
もちろん私も驚いた経験があります。
これって夫側からしてみれば

「そんな昔の事、今関係ないだろ?」
「性格悪いな、意地でも攻撃したいの?」
「あの時謝っただろ、いつまで言うんだよ」

こんなことを言いたくてたまらないものです。
いやむしろ売り言葉に買い言葉だよな!って
勢いでぶちまけてしまうこともあるでしょう。
はい、私もぶちまけて最悪の空気になりました。
まあそれはおいといて…

とにかく、妻というのは、怒りモードになると
過去の自分で消化しきれていない怒りの記憶が
ふつふつと蘇ってくるんです。
なぜなら記憶と感情が結びついているから。

夫には基本的にこの機能が備わっていないので
全く理解ができなくて困惑するばかりですけど
「よくわからんが、女性はそういうものか」と
頭の片隅に入れておくと、少しだけ夫婦生活が
快適なものになります。
詳しく知りたい人は「男女の違い」的な書籍が
山のように本屋さんやAmazonにありますので
一度読んでみるのもいいかもしれないです。

さて
一見すると夫婦関係をこじらせる要因のような
女性特有の記憶と感情が結びつく能力ですけど

とんでもない。

こじらせるどころか夫婦関係の結びつきを
より強いものにしてくれる素晴らしい能力。
仲良し夫婦には欠かせない能力と言えます。

・・・

たしかに、嫌な記憶があたかも呪いのように
フラッシュバックして苦しむこともあります。
ストレスがエグイことになって病んでしまう
妻もいることでしょう。

でも、良い記憶には良い感情も蘇るんです。
幸せの瞬間、嬉しい一言、優しい思いやり。
女性は何度も反芻してその記憶に浸れます。

つまり、夫婦での素敵な言動や良い思い出
うれしい、たのしい、大好きはずっと残る。
同じ感情を味わうと共に、過去の思い出が
蘇ってとってもハッピーになれるのですよ。

もちろん、夫婦で空気が悪くなったときに
スマートに夫が謝れるようになっていれば
妻が(へぇ、やるじゃん)的な記憶を沢山
重ねられるので夫婦仲も良くなるって寸法。

だから(納得いかないな)と思っていても
夫がスパっとキッチリ謝るのがいいのです。

普段の積み重ねが仲良し夫婦を作っていく
と言っても過言ではないと私は思うのです。


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