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ウチの“熱血な”暑さ対策

※この記事は
「仲良し夫婦サークル」の企画記事です。
今回のテーマは「特別な暑さ対策」。



ぼくは珈琲が大好き。
一日一リットルごくごく。
おはようからおやすみまで珈琲。
伊達に珈琲次郎なんて酔狂な名前にしていない。

そんなぼくの暑さ対策って言ったらそう
コダワリのアイスコーヒーしかないッ!!
そんなわけで今回はアイスコー…

「ちょっと待って、夫くん」

なんだなんだ、嫁ちゃん。
ぼくがいい気分でnoteを書いているのに
どうして横槍を入れるのかね。

「アイスコーヒーよりいい題材あるけど?」

はっ!
何を言ってるんだ嫁ちゃん。
珈琲の申し子(中毒者)たるこのぼくが
アイスコーヒーを選んだんだ。
これ以上の題材なんてあるわけがないだろう?

「ウチにはあるでしょ。流しそうめんが」

ガガーーーーーン(ショック音)

流しそうめん…!
夏の風物詩…!
花火、スイカ割りに匹敵するイベント…!
なんてことだ…!
見落としていたッ…!
極上のエンタメ要素をッ…!

「毎年やってるのに、忘れたの?やれやれ」

悔しいがその通りだ。
毎年ウチでは恒例行事的に
流しそうめんを敢行している。庭で。

嫁ちゃんのお姉さんが甥っ子達を連れて
ウチに遊びに来た時に行う流しそうめんは
毎年とんでもなく盛り上がる。大人も子供も。

ウチの特別な暑さ対策は流しそうめん。
これしかない!
今回はそのあたりを記していきたいと思う。

・・・

言ってはなんだがなかなかに
ウチの流しそうめんは気合が入っている。

まず設備が凄い。天然の竹を使った手作り。
全長4~5メートルの青竹をくり抜き加工。
更に脚立を用いて高低差を充分に確保した
ウオータースライダーさながらの滑り具合。

そこに流れるのはカラフル色付きそうめん。
ランダムに流すプチトマトも人気の具材だ。
大人と子供の全力の争奪戦は箸に力が入る。

キャッチしたそうめんを浸す大事な味の源
「タレ」の力の入れようもウチは凄まじい。
用意するタレは最低三種類。よくやるのが

・基本の麺つゆ
・ゴマ豆乳担々風クリーミータレ
・冷やし汁風薬味鬼盛りタレ

全部美味い

お世辞抜きに神味。嫁ちゃんの手腕が光る。
タレの味が変わると無限に食べれるのだよ。
気分はなんちゃってフードファイターだ!

主役は流しそうめんだが忘れちゃいけない
サイドメニュー。こちらも中々にエグイ!

・みそポテト(埼玉グルメで有名。美味い)
・茄子の南蛮漬け(冷たくピリ辛美味すぎ)
・ポテトサラダ(とにかくめっちゃ美味い)

全部美味い

大皿にこれでもかと盛り付けたこやつらは
光の速さで参加者に食されていく。マジで。
一つ一つが主役級の味を誇っているだけに
それが並ぶさまは映画版ヒーロー総出演だ。

これを、炎天下の下、毎年行っているのだ。
暑いよ。そりゃあ暑いよ。汗だくになるよ。
でも覚えておいてほしい。
「美味しさ」「ワクワク」は暑さを超える。
負けてらんねぇんだ、暑さなんかによぉ!

そりゃあ、クーラーの効いた部屋で粛々と
食べるランチは良いものだよ。たまらんよ。
しかし敢えての外。熱気にまみれた屋外で
全力で「夏」を演出する大人たちってのは
なんかこう、俺たち生きてる!って感じだ。
あとやっぱり、小さい子どもが喜ぶ顔には
誰も勝てない。それだけで究極の価値だよ。

もちろん、この「流しそうめん」を支える
嫁ちゃんの裏方的活躍も忘れてはいけない。
なんせ相手は大人数だ(8~10人くらい)。
特製大鍋で次から次へと茹でるそうめんは
ともすれば雑な仕上がりになるところだが
流しやすく、食べやすい最高のクオリティ。
加えて絶品サイドメニューにも余念がなく
冷たい飲み物も完璧に用意する神っぷりだ。

大人数相手に「最高の料理」を提供できる
ウチの嫁ちゃんは控えめに言って神レベル。
どんだけおもてなしスキル高いんですか?

やっぱりさ、料理上手な人って凄い人だよ。
世間でもっともっと評価されてもいいよね。
とりあえずぼくは称えよう。そして洗おう。
山のように残った食器類、道具類の全てを。
ぼくができるのはこれくらいしかないのだ。

・・・

そんなわけで毎年行っている全力流しそうめん
暑い夏を一時的に吹き飛ばすパワーがあります。
機会があれば是非、皆でやってみてくださいね!

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