くだもの。パナマコーヒー
最近の私の密かな楽しみ。
高級珈琲開封の儀。
正月に『珈琲問屋』で購入した
珈琲福箱、約6000円也(高ッ)。
中身は7種類の高級珈琲豆。
先日は、その7種類の中から
ゲイシャ・コーヒーを開封して超大当たり。
今回はパナマコーヒーを開封してみました。
このパナマコーヒー、正式名称は・・・
パナマ クアトロカミノス
オルケタ 1 パカマラ ナチュラル
長いッ!!攻撃呪文か!!舌噛むわ!!
ちなみに
「クアトロカミノス」は地域の名前で
「オルケタ 1 パカマラ」は農園の名前。
はい、さっき調べたばかりの蘊蓄おしまい。
私は高級珈琲には疎く、飲んでこなかったので
呪文のような名称の意味もさっぱりでした。
いいんです。美味しく飲めればいいんです。
細かい情報なんて知らなくていいんです。
珈琲は楽しんだもの勝ちですよ。うん。
・・・
せっかくの高級珈琲なので
それなりに敬意を払うのが次郎流。
さて“敬意を払う”とは何を意味するのか?
それは通常の淹れ方に二つの手間を加えること。
①良い水を使う
②サイフォンで淹れる
要は手間暇かけて、期待値を上げて
じっくり美味しく堪能しましょうってことです。
しかしぶっちゃけてしまうと
水道水+ペーパードリップで淹れるのと
さほど味は変わりません。
92点が97点くらいに上がるような感じです。
5点しか上がらないの?と思えばコスパ悪いが
5点も上がるんならやるでしょ!と思えるなら
絶対にやったほうがいい。
嗜好品とはそういうものじゃなかろうか。
・・・
さて、気になるのはやっぱり味。
パナマコーヒーをレビューしてみます。
サイフォンで抽出された香りがまず異質。
掛け値なしに、フルーティな香りがする。
これって紅茶?と勘違いするほどの香り。
おそるおそる一口含んでみると・・・
あれ、やっぱり紅茶のような味がする。
これ珈琲だよね?なんだろうこの味は。
いや美味しいんですよ。大変美味しい。
でもなんか私の知ってる珈琲ではない。
くだものを感じる。あまい。不思議だ。
・・・という初めての感覚を味わった。
以前飲んだブルーマウンテンを生徒会長
ゲイシャを愛されアイドルと称したけど
このパナマコーヒーは…中性的な美少年。
妖しくも甘い、ミステリアスな味わいだ。
少し変わった珈琲を飲んでみたい人とか
紅茶が好きな人にはオススメできるかも。
これだから高級珈琲は面白い!珈琲万歳!