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嫁にまつわるハナシ

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私と嫁のやりとりの記事となります。 週に一本以上は更新される予定です。 夫婦に興味のある方が主な対象です。
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#珈琲

サザコーヒー

「はい、これお土産」 嫁様は私によく物をくれる。 正直な話、私は人に物をもらうのが苦手だ。 あんまり大きな声では言えないのだけども もらってうれピー!よりも お返しめんどくさ!が勝ってしまうためだ。 お土産とかお歳暮とか、そういったものが 苦手。というかハッキリ言うと嫌いなのだ。 特に職場の知り合い程度の人からもらうと 表面上では「わあ!」とキラキラするけど 心の中では「ぐあ!」と苦虫を噛みしめる。 あの謎の贈り物文化は絶滅してくれていい。 しかし…例外的にマルセイバタ

日曜日の珈琲撮影会(写真多め)

日曜日の朝は珈琲から始まる――― いかーん!ムラムラしてきた。 カフェイン成分が足りぬ! 嫁様、珈琲を淹れようぞ。 先日購入したエメラルドマウンテンを開封じゃ。 「おぉ、いいね。何か手伝うかい?」 じゃあモデルになってくれ。 「は?」 何か今日は写真を撮りたい気分なのだ。 「はあ」 だいじょうぶ!手しか映さないから、ね? 「へえ」 じゃあまずは、珈琲豆をウチの電動ミルに ザラザラ~っと入れてみようか!35gね。 いいねー!いいねー!角度バッチリ! 肌も輝い

ラムレーズンは…

「夫くん、これあげるよ」 嫁ちゃんがカルディで爆買いしてきたらしく ご丁寧に私におみやげまで持ってきてくれた。 さて、嫁ちゃんが私に何を買ってくれたのかと 目を凝らしてみると…ラムレーズン? 果肉入りラムレーズンフレーバーコーヒー?? なんだろうこれ、初めて見る。新商品? 「うん、ぜひ夫くんに飲んでほしくてね!」 ああ、うん。ありがとう。でもこれさぁ… なんでラムレーズン味のチョイスなの? 「夫くん、ラムレーズン好きでしょ?」 いや、好きじゃないよ? 「ええ

悪魔が来たりて…

ぼくは踊った。 いや、踊っていた。 背中に羽根が生えたように体は軽くなり 腕が、胸が、背骨が持ち上がっていく。 雲を踏むようにステップが止まらない。 口角までもが不自然に持ち上がってきた。 涙と涎と、沢山の鼻水が止まらない。 頭の中にはこれでもかと警鐘が鳴り響く。 これは良くない、体と頭の自由が利かない。 だが痺れ。全身を覆う甘い痺れ。 委ねたい。ダイブしたい。快楽の海へ。 だめだ。まだだ。あと一息。 自制心を総動員させて、啜る。 悪魔のように熱く、黒

価値観の合った瞬間

嫁との出会いの話。 一言で言うと「サイアク」。 なんだこの女?って感じです。 ・・・ あれは何年前かの夏。 私が鉄板焼きそばを焼く機会があって ジュウジュウと焼いていたんですよね。 それで、アシスタントとして傍にいたのが嫁。 アシスタントといっても見てるだけみたいな 居てもいなくても問題ない手伝いポジなわけ。 で、ここだけの話なんですけど 私って人の顔を覚えるのが凄く苦手なんです。 マンガで言ったら「モブ」みたいに見えるの。 特に女性の顔は覚えられない。テレビに映る

忘却アイスコーヒー

4月だというのに暑い。 これはアイスコーヒーの啓示。 アイスコーヒー用の豆を買えという コーヒー神よりのおぼしめしなのだろう。 よし、コーヒーショップへ行こうじゃないか。 「あれ、夫くん、アイスコーヒーはもう 紙パックで済ませるって言ってなかったっけ?」 ななななんだと嫁ちゃん!? コーヒーに身をささげたこの私が 紙パックタイプでいいよなんて暴言を!? そんなはずはないそんな記憶はございません。 「いやあ、たしか去年くらいに言ってたよ。 覚えてないの?思い出してみてよ

くだもの。パナマコーヒー

最近の私の密かな楽しみ。 高級珈琲開封の儀。 正月に『珈琲問屋』で購入した 珈琲福箱、約6000円也(高ッ)。 中身は7種類の高級珈琲豆。 先日は、その7種類の中から ゲイシャ・コーヒーを開封して超大当たり。 今回はパナマコーヒーを開封してみました。 このパナマコーヒー、正式名称は・・・ パナマ クアトロカミノス オルケタ 1 パカマラ ナチュラル 長いッ!!攻撃呪文か!!舌噛むわ!! ちなみに 「クアトロカミノス」は地域の名前で 「オルケタ 1 パカマラ」は農園

憧れのゲイシャ・コーヒー

みなさんはご存じでしょうか “ゲイシャ”というコーヒー豆の種類を。 フジヤマ!テンプラ!ゲイシャ!でおなじみの 日本が誇る超人気コーヒー豆・・・ゲイシャ! ではありません(強調)。 ゲイシャというのはエチオピアにある村の名前。 その村由来である品種をゲイシャと呼ぶのです。 (ゲイシャではなくゲシャと表記することも) そしてこのゲイシャ。べらぼうに高い。 都会の洒落た純喫茶で飲もうとしたら 一杯1000円…いや2000円以上します。 どうしてそんなに高いのかというと 「

入浴剤と信頼関係

我が家では入浴剤が密かなブーム。 厳しい寒さに対抗すべく編み出した人類の英知。 それが入浴剤である(諸説あり)。 先日は嫁が買っておいたとっておきの入浴剤 熱気芳香浴 ロウリュを入れてみた。 これがまあ暑いのなんの。効果覿面であった。 ただ暑いだけでなく、身体が全身ツルツルの テロテロにコーティングされる様は凄まじい。 お値段は高めだが入浴好きなら試してほしい。 私のように入浴中読書が捗ることうけあいだ。 (私のkindleデバイスは防水機能付きで最高) さて、30

珈琲事件(事件性はありません)

「大変だ!嫁ちゃん!」 「どうした夫くん」 「ぼくのコーヒー豆が、ないんだ!」 「はあ?」 「ブラジルNo2とエーデルワイス。 どちらも美味しくてお手頃コーヒー豆!」 「ああ、こないだ買ってたやつね」 「それが、もう残りわずかなんだよ!」 「・・・んー?」 「たっぷり500gを購入したのにおかしい!」 「・・・あのねえ夫くん」 「なんだい、犯人を知っているのかい?」 「犯人はキミだよ」 「なんだって?!」 「いい?珈琲を一日二回も淹れるのは誰?」

はじめてのハワイコナ

先日最高の嫁様からプレゼントを承った。 珈琲業界でもそこそこ知名度の高いアイツ ハワイコナ・コーヒーである。 ハワイといえば 新婚旅行で初めて私たちはハワイに行った。 日本人観光客向けなのだろうかどこの店でも やたらとハワイコナコーヒーが置いてある。 意気揚々と注文して飲んでみるが… なんだかあまり美味しくない。 私が入った店が悪いのかもしれないけど やたらとミルクが入っていて甘いのだ。 そんなわけで初めてのハワイコナコーヒーは ほろ苦い思い出に包まれている。 今度こそ正

嫁のおもてなしパスタと珈琲

牛肉とコクみそのクリームパスタ パスタ ・・・適量 牛肉切り落とし ・・・200g 万能ねぎ ・・・適量 ニンニク ・・・1片 生クリーム ・・・1/2カップ 牛乳 ・・・1/2カップ 白みそ ・・・おおさじ1 塩、こしょう ・・・適量 ※材料は二人分です 男子ごはんという番組で作っていたパスタ。 番組でレシピも公開していたので なんとなく嫁が作ってみたら激ウマ! 街のイタリアンどころではなく ちょっとお高めのディナーで食べるような 品のあるコクと旨味が広がる美味しさで