流行りに乗らず。私は無敵

負けたくないなあこの世界に。
負けるなよ自分に。

珈琲いいかげん。という名前だから、どうして？なんで？と聞かれることが多い。どうしてもなにもあるか。アルバイトを色々としてきて、結局どの会社も「ここだけはやめとけ、この業界だけはやめとけ」と言う。就活を目の前にしている学生達にだ。まあそれは働いている人たちのことを見たらだいたいわかる。というか、学生の頃から僕は働くことを遊ぶようなものだと思っていた節があるので、アルバイトの時もなんでこんなにルールが多いのだろうかとか思っていて、それで自分はいいかげんな人間だと思い込んでいたからこの名前になっただけで。もちろん珈琲屋としていいかげんで適当なところは多々あると思うし、それが強みだとも思う。自分は変なところで負けたくないという思いがあって、それは珈琲をビジネス化しないということ。これだけはなにがあってもやらないようにしようと思っている。なっていたらごめんなさい。なんで言えばいいかずっとわからないしこれからも頑張って言葉にしていくしか方法はないのだろうけど、僕が秘めている珈琲に関しての考えというのは自分が美味しいと思う珈琲を飲みに行って美味しいと思う豆を買って家で普通にドリップして薄いとか濃いとかを自分なりに調整するのが1番なんじゃないかななど思っております。僕もそうだったけど、昔はYouTubeでコーヒーと打てば出てくるようなチャンネルのドリップの仕方を真似して珈琲を飲んでいました。当時はそれが美味しいと本気で思っていたし楽しかった。ただ今はその豆の量では湯量ではない。今この時の自分なりのこの辺が美味しいと思うんですけどどうですかね？というドリップをしていて、焙煎も深煎りばかりになっている。これも自分がただ浅煎りが好みではないので自分で焼かないし、なんなら浅煎りを焼いても美味しくドリップできる自信がない。だから店に置いているのは僕が思う中煎りくらいの豆から深煎りまでの範囲。この焙煎の範囲でお客さんに喜んでいただけるような店にするかが大切で、それだけを考えてやっておけば必ずお客様はお店に通ってくれると信じている。世間はSNSが頻繁に流行っていて、なんか流行ってんのたいぎいなとずっと感じていて、僕もnoteやインスタグラム。YouTubeもやっているけど、どれも趣味活動のようなものでお金が発生したりとかプロモーションだとかはない。ただ書き続けて自分なりの言葉を発信し続けることしかできない。でも多分これが僕に合っているというか。よく店でお客さんに「映えて欲しくないんですよ」と言っている。これはあまり良くないかもしれなくて。本心は「珈琲いいかげんに行きたいと思ってもらえる人に来てもらいたいんですよね」ですね。だから誰かにお金を払ってSNSで広めてくれ〜ということを僕はやらない。お金があってもやらない。これはなんかもう頼むから静かにやらせてくれ〜みたいな感じで。店に来てパシャパシャ写真を撮られてなんかうるさかった。というのが今日の営業の時にあった。全然嬉しくない。フォロワーが3万人くらいいる人(個人というより会社なのだろうけど)だったけど、「投稿しなくていいですよ」と言わず「どっちでもいいですよ」と言った自分が恥ずかしいし、ダサい。まだまだ自分に甘いし、店に甘い。もっと厳しくいこう。強く生きていこう。私は無敵。