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自分が信じていることをやる

僕がなぜ珈琲のことをほとんど語らないのか。話さないのか。それは何もわからないからである。

珈琲屋をやっているのに、この珈琲とこの珈琲の違いはなんですか?という質問には答えられません。と正直言っている。煎り加減なら自分で焙煎しているからわかる。味も酸味よりか苦味よりならわかる。だけど、どのような味がするかなどはわからないから言えない。わからないことは極力言わないことにしている。

ただ、自分自身で信じていることだけを徹底的にやる。これしかないように思う。

僕はオオヤミノルさんの本に書いてあった珈琲の淹れ方を信じているからそうしているだけ。それが美味しいと感じたからそうする。ほかの淹れ方がどうかは全く知らない。だから自分の淹れ方をすすめることもしないし、珈琲は適当で大丈夫ですよ。と言うようにしている。というか誰が淹れても珈琲は美味しいよ。


そして僕は検証することが苦手なので、本当に美味しいのかどうかすら分かっちゃいません。焙煎して自分で飲みますよ。その時おいしければ◯。お客さんには出せる珈琲ということにしています。その日△だとしても、次の日には◯になっていることもあるし、焦げすぎて✖️の時もあります。✖️の時は隠して毎日飲むけど基本✖️なのでお客さんには出さない。↑検証してんなちゃんと

まあとにかく。自分が信じていることを信じてやっていくしかないよね。


追記ー

ドリップバッグもやっているけど、僕は賞味期限を作ってから1週間にしている。これは粉にした瞬間香りが吹き飛ぶとなんとなく信じているから。ネットで調べたら半年とか1年とか書いてあったけど、それじゃあスーパーに置いてあるドリップバックと同じになるからありえないよな。と自分で信じているからそうしない。1週間という期限はめちゃくちゃ短いけどそれで売れなかったら自分で飲むかサヨナラしています。でもこれは自分の中でこうしたほうが良いと思っているからね。

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