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いいかげんになれる場所を作るぞ。

「珈琲いいかげん」という名前は気に入っているんだけど、コンセプトとかどういった狙いがあるのかがずっとモヤっていました。自分がいいかげんにコーヒー淹れるとかそういうのでいいのかなとか思っていたんですけど、今日気づきました。そう3月1日。


いいかげんになれる場所を。

本気を言えば、仕事中に来てビール飲んでくれ。

そのくらい適当になれる店にします。ちなみに自分の店に来た場合、頭の中に仕事や家庭のこと。悩み事なんかがあっても全部忘れてください笑

仕事というのは適当にやっても面白くありません。真面目に目の前の仕事に取り組んだ方が50000倍くらいは楽しく仕事ができると思っています。

ただ、アルバイト時代からよく感じていたのはいつも疲れた顔をしている社員の方が大勢いたり、仕事が休みの日なのに仕事場に来たり。理不尽なルールや、変なルールを作り上げる上司に疲れたり。仕事辞めたいってずっと言っている人だっていました。

辞めたらいいじゃないですか

そういうのは簡単です。ただそれじゃその人は辞めないだろうし心は安らぎません。
むしろ悩んでしまいます、、


ずっと考えてはいました。どうすれば毎日みんなが笑顔で過ごせるのか。僕はそれだけで良いと思っています。だからある時、「働く人が幸せになれるスーパーを作りたい」という夢を持ったのです。

結局スーパー関係からは離れてしまい、今は珈琲屋を開業するために日々焙煎しているのですが。想いは今でも変わっていませんでした。


ちょっといいかげんになってみませんか。

僕がスーパーで働いていた時の上司が、この前お好み焼きを食べに来てくれました。僕はプレゼント大臣なので、その方にノンアルビールをあげようとしました。しかしこう言われてしまったのです。「ダメですよ!この前を上司に飲んでいるのを(ノンアル)見られてめちゃくちゃ怒られたんですから」こう言われて、僕はなんだか悲しくなってしまったんです。

ん?ノンアルだから酔わないし、気分的にはくわああ!ってビール飲んだ感じになるし良くね?って。その方はお酒大好きだからこそ、そこでノンアル飲めたら幸せになれたかもって。

幸せになれるかはその人次第ですけど、ここは飲んで良くない?っていうのが僕の世界なんです。おかしいと思うならおかしいと思っていてください。でも飲んだところで誰も迷惑しませんし、本人も酔わないんだから仕事にも影響しないんじゃないでしょうか。

僕が思うのはこんなとこなんです。


んでこういうのは会社を変えたり、社会を変えるのはちょっと難しい気もするし、面倒です。社員になったことがないので偉そうなことは言えないけど、バイトの時に見てたら、大体会社の上司には逆らえないし、クソルールにも従わなければならない空気が半端ない。だから僕が自分の店でやるしかないと思っています。

ま!じ!で自分の店爆発させます。ボカーンって。店壊すって意味じゃないですからね。


楽しいことだけ考えてたら、めっちゃ楽しいんですよ。

そんな楽観的な考えじゃダメだぞ!って誰かに怒られてしまいそうですが、お金のことで不安になる前に、お金どう使おう?って考えた方が楽しいじゃないですか。そしたら何に使おうか決まって、そのために貯金頑張れたり、目の前のお金の不安は無くなると思うんですよね。

お金はなんとかなる。と実際ずっと思っていますけど、そういうわけにもいきませんよね。でもそれでも一旦お金のことは置いてみるのはどうでしょうか?

お金があったら何がしたいですか?っていう質問が来たら皆答えるじゃないですか。それでいいんですよ。それで〇〇がしたいっていう自分の答えが見つかったらそれやるためにどうするか考えたらめっちゃ楽しくないですか?

ま、そんな感じで。楽しいことを考えてたらいつの間にかそれを実際にやっている自分がいたり、いつの間にかそれで食っていけたりすると思うんですよね。



最後に

最後に最近あった楽しくワクワクする話をしておきます。

僕は今「珈琲いいかげん」という名前で珈琲屋をやっているんだけれど、
先日面白いことが起きたんです。

僕は日本酒に最近ハマっていて、とあるお酒をネットで購入しようとしました。その酒造蔵ではメールで注文する方式なのでメールをしました。

注文名:00
住所:00
名前:00

みたいなね。そしたらとっても素敵な返信が来ました。

ご注文ありがとうございます。
代金はいくらです。

もしよろしければ、代金の代わりに
珈琲豆をこの値段分送っていただけないでしょうか?

なんと。お金とモノの交換ではなく、モノとモノの交換。こんな素敵でとても新鮮な物々交換が世の中には残っていたのかと。幸せな気持ちになれました。

こうしたご縁が重なることで、また1つ成長していけるのだと思うと、本当に今恵まれた環境でやりたいことができていると感じます。

だからこそ、僕が店を開店した後は、僕の思いがはじけるような、そしてきてくださる全員が「いいかげんになれる場所」となるよう努めます。これは僕の使命なんじゃなかろうか。


ルール其の一:このお店にいる間は仕事の電話に出ないこと。無視せよ
ルール其の二:珈琲を待っている間にやってみたいこと。考えよ
ルール其の三:とりあえず口に出してみよ
ルール其の四:後はなんとかなる。きっとうまくいくよ。

珈琲 いいかげん

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