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ありのまま受け入れる精神。

スピノザさんの哲学思想はとてもミニマリストのように、良い意味で全ての事柄に興味を失うこと。そして何かたった1つ自分の命を賭けてでもやりたいことに没頭すること。それこそが幸福な生き方だと言っているのだと本を通じて感じました。哲学とは一体なんぞや?と今もなお疑問を抱きながら哲学の本を読んでいます。今はスピノザという人の奇蹟とスピノザの生涯を読んである途中です。さあなんのことかさっぱりかな?と思っていましたが案外すんなりと頭に入ってくる部分があり、ピンクマーカーで線を引くのが楽しくて仕方ありません。ではここでバールーフ・デ・スピノザの言葉を借ります。

馬鹿にしたり嘆いたり嫌ったりせずに、
ありのままを理解する」

僕が今読んでいる本では、表紙の裏側にいきなり書いてあり、またスピノザ自身も3回ほど登場させている基本のキであるような考え方だそうで、僕もこの考え方が好きです。というかこの考え方で生きていけるようになりたい。さてどういうことかと言いますと、何かに感情的になったり、それで悲しくなったり、嫌うのではなく、起こった事柄をありのまま受け入れること。それは起こるべくして起こったことであり、それを馬鹿にして嘆いて嫌ったところで起こった事柄は変わりはしないのです。そう思えば僕らが毎日イライラする事柄は全て起こるべくして起こったこと。それにたまたま偶然ハマった人がただイライラしているだけのこと。イライラしたところで何も解決はしないのです。それをありのまま受け入れる。例えば車の渋滞がありますよね?長ければ10キロ単位で渋滞しています。さあその時イライラしてクラクションを鳴らしたところで、助手席にいる家族に八つ当たりをしたところで、車は進まないのです。僕らがその時にやるべきことはありのまま受け入れること。僕らがやるべきことはどんな時でもそれをありのまま受け入れて、理性の上で判断することです。長いので休憩

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スピノザは喜びと悲しみの2種類について書いていたらしくて、今僕が読んである本にもそう書いてあり、喜びを増やし悲しみを減らすことが幸福への道。だそうです。そしてその幸福や悲しみは人生を生きる上で身体を動かし経験したことから学んでいくものだと思います。例えば旅をしたとします。旅をすることで今さっきまで生きていた人生の中でこれは悲しくなるな。と感じることができます。僕はオーストラリアに行った時、パスポートにハンコを押す人がスタバを飲んでいる姿を見て感激しました。なんて自由なんだろうと。僕にとって不自由(自由といってもやってはいけないことはやらないし、逆にやってはいけない理由がわからないことには疑問を抱いてしまうわけで)が苦手であることがわかり、それがいつしか自分へのストレスになっていることに気づいたのです。いや今しがたこの本を読んだことにより、気づくことができました。さらにスピノザは続けます。欲望こそが我々の生きる糧になり、喜びを増やし、悲しみを減らすことになる。と。ただ面白いことにスピノザは欲望を人間の本質と考えたのですが、プラトンという哲学者?は欲望を欠乏と考えたそうです。僕はスピノザの考え方の方が好きです。なぜなら、欲望に従うことで私たちはそれを体験できる喜びに満ち溢れることができるから。エアーズロックに登りたいという欲望が湧き出て、その目的のために貯金をし、いざ見ることができ登った時のあの喜びは体験しなければいけなかったことです。欲望に従うことで私たちは勝手に幸福になれるのだと思います。思えば、僕の親友は本を読みたいという欲望を第一に考え、それを毎日できるようにバイト減らしてます。今めちゃくちゃ喜びに満ち溢れています。

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ということで、今日は恋人とランチに行く予定だったのですが、体調が良くないとのことでなしになりました。なのでnoteを更新したら、もう少しポケモンをして睡眠に入りたいと思います。僕は自制心が弱いので、なぜそうなってしまうのか原因をちゃんと明確にして、それを鍛えていこうと思います。ではまた。

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