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もう少し、いいかげんにしようよ。

お久しぶりです。

note書きたいなあ〜と思っていましたが書く気になれなかったのです。が時間があるので書きます。というよりも久しぶりに「常識のない喫茶店」を読んでいると、接客業について。自分の接客について書きたいと思ったから書きます。文書なんでものは、いや。全てにおいて始めるまでが1番難しいと思います。今日も書き始めたからこそ、頭の中で文章が組み立てられていく。そういえば一昨日お客さんが多かった。お好み焼の伝票も溜まっていて、フードコートから大きな声が聞こえた。「お好みはまだなんかぁぁ!!」なんかぐちぐち言っている。親友が話を聞きに行ったらあそこの席はもうお好みが出ている!なんでうちは出ていない!海鮮丼はもう食べ終わったぞと言われたそうで、親友も「当たり前じゃないですか。順番に焼いているんですから」と至極当たり前なことを言ったらしい。当たり前だ。2度とくんな。もはやお好み食うな。そのくらいの接客ができるようになりたいと自分も思う。落ち度がこちらに1ミリもないようなクレームに対しては全力でブッブー!と拒否した方が良いのではないだろうか。どんな業界であれクソ客はいる。30分待ちますが良いでしょうか?と言って了承したのに20分経った頃、これってまだでしょうか?と持っているベルの番号を、見せてくるのはどういった心境なのだろうか。待っとけ。こんな客が2連ちゃんで来ることがあって店長に「客がむかつくんで帰りまーす」と冗談を言いながら裏に引きこもったりする(笑)世間の常識がうちのお好み焼屋では通用しない。僕らは暇さえあればプロスピのリアルタイム対戦やってるし、一緒に働くママさんはレジ前でポケモンを捕まえている。もぐもぐしながらレジも打つし、お客さんよりも働く人を大切にしている店長が1番最強だと感じる。鉄板で食パンを焼いて朝ごはんを作ってくれ、ない時は朝ごはん買いに行くぞー!とみんなを連れて物販コーナーで買ってくれる。僕と親友が屋久島旅行に行く時も「これでお土産買いな〜」と10,000円を気持ちよく渡してくれたこともある。結局買わなかったけど、月間売上が過去1番を更新したらアップルウォッチ買ってくれます?と冗談混じりでお願いしたら、「かおうかぁ〜」と危うく3本買うところだった。まあアップルウォッチは欲しいのだけど。どういったお店が働きやすいかって、自由にやらせてくれるお店が1番働きやすい。もちろんお好み焼屋にもルールはある。が最低限のルールしかない。人として店として当たり前のことさえ守っておけばあとは適当で良い。みんなが思うよりも自由すぎる。それくらいがちょうど良いと思うから、自分のお店を建てても、一緒に働いてくれる方々には自由にやってもらえるようにしたい。

珈琲いいかげんには「みんなもっと適当で良いと思うのですが、、、」のような想いが込められていて、僕は圧倒的適当人間なので、珈琲の豆の量も湯量も毎回適度に違う。100グラムぴったりはむず痒いから117とかザーッと入れてちょうど良いグラムをそのままお渡しする。これはタイミングによるけど珈琲も安くなることもあれば無料になることだってあると思うし、お腹が空いていることがわかれば、バタートーストが出てくるお店になります。仕事はとっても大切なことだと思いますし、生きていく上でお金は必要です。ただ僕がどうしても店主としてお伝えしたいのは、仕事に押し潰され明日も行きたくない。仕事辞めたいと思って苦しむくらいなら肩の力を抜いて適当に仕事やっても大丈夫じゃないでしょうか?仕事なんてものはみんなでやるものです。上司や役職ついている人だけができるような仕事なんてそんなに数多くない。辞めたければ辞めればいいし、続けたければ続ければいいと思います。でも死にたくなるような仕事はやめた方が良いと思うし、とか語る前に「もうすこし適当で、いい加減で良くない?」って僕は言いたい。僕の考えですけどね。人それぞれの仕事観があるとは思いますが、僕のお店に来てくれるお客さんはちょっと仕事に悩んでいたり、困っていたり。そんなお客さんと珈琲飲みながら話したり、外でボール遊びしたり、ボードゲームしたり。そんなことばっかりしたいなあ。

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