2023.12.09 新たなスタート

 さて今日は朝からゆっくりできる時間が取れたので、記事も早い時間に書くことができて。これもある程度毎日同じような時間帯に更新できればいいなと思うのだけれど。最近はしなきゃならんこともいっぱいあって本当に遅い時間にしか更新ができなくて。

 最近はエンターテイメントと言われるようなものに、今まで以上に興味というか目が行くようになって。それは音楽だったり、映画だったり、あとはイラストとかそう言った部分にも。別にそれら全てをどうってことはないのだけれど、昨日の記事にも書いたようなそれをもってして何かを「表現」していくってことの奥深さみたいなものとか大切さみたいなところはすごく感じるようになってきて。特に今は、自分自身でハンドドリップと向き合っていて、毎日同じレシピで落としているつもりなのにこうもテイストに差が出てくると、正解を追い求めること自体が間違っているんじゃないかって思えてきて。全てのドリップに味わいがあって、そのどれもがそれぞれの良さみたいなものがあって。もちろん飲んだ時の好き嫌いはあるけれど、それでもそれは所謂自分の好みに合う合わないって話で。カナダでカッピングを初めてした時、(開始時間は夕方の6時くらいだったんだけど。)講師の方は朝から口にするものを気をつけていたという話を聞きました。食べるものもあまり濃い味のものは口にせず、飲み物は朝からずっと水だけ。味のある飲み物はその日一切口にしていなかったそうで。コーヒーってどこかワインと似たような部分があって。ヨーロッパ圏では食事をする際ワインを一緒に飲むことが当たり前で。赤にせよ白にせよ、ワインの味って結構苦味もあって強いんですよ。だから料理の味付けもそれに負けないようにされていることが多いようで。日本人が食べると若干濃い味に感じるかもしれなくて。でもそれは、食文化、食生活に合わせたものであって。つまり、同じものを食べるとしても、同じものを飲むとしても、その人の食文化、食生活。もっと言えば、何と一緒にそれを食べたり飲んだりするか。その直前に何を食べたり飲んだりしていたかによって、味わいの感じ方に変化が起こるってことで。だから、日本のフレンチレストランとかでも場所によっては食事に合うワインをチョイスして提供してくれるサービスなんかがあったりして。食べ物と飲み物の関係性ってすごく大事なんだって思って。そうなってくるとカフェはどうなんだろうって思って。

 海外のカフェはコーヒーと一緒に何かを食べるとなったとしても、コーヒーをメインで出しているところは本当にちょっとしたものしかなくて。(クロワッサンとかクッキーとか。あったとしてもワッフルとか。)でも日本はというより特に僕が住んでいる地域には、モーニング文化がかなり根付いていて、サラダやトースト、とても満足感のある食事と共にコーヒーを提供します。そのモーニングの邪魔をせず、お互いにマッチするような味わいを作り上げていくっていうのはとても大切だなって思って。こればっかりはお店の方針とか、使う豆とかにも関わってくるからこそ自分一人ではどうしようもないことやっていうのは分かります。だからせめて、この食事にはこのドリンクが合うと思います。みたいなテイストのおすすめみたいなことくらいはしていけないかなって思っていて。だからまず自分にできることといえばお店で提供している食事の特徴をしっかり理解した上で、自分たちが提供することのできるコーヒーやドリンクの種類と特徴を完璧に理解する。その上でお客様の求めるテイストや好みを伺って、アドバイスという形で伝えられるみたいなことをできるかどうかだと思う。

 最終的に自分のお店を持つ時、やりたいこと、構想みたいなことはどれだけでも出てくるんだけれど、今の段階でこれしたいなってのは、やっぱり何種類かのコーヒーを置いておきたいなって思っていて。どうしてもカフェっていうと、コーヒーが飲める人の場所っていうイメージが強くて、コーヒーが飲めない人はジュースとかそういうんになってしまう。けどそうじゃなくて、珈琲の中でも苦味がそこまで強くなく、どっちかというと少し紅茶よりもテイストが強いくらいのコーヒーっていうのも世の中にはあって。そういった、コーヒーが苦手な人でも何かコーヒーに触れるきっかけになるようなものが何か一つでもあったらいいなって思っていて。それの現実には越えなきゃいけない壁ってのがすげー数あるんだろうけど、一つ一つ考えて、自分に今できることをしっかりやっていこうと思います。

 そして新しいスタートとして、エスプレッソマシンを出そうと思っていて。(カナダからの帰国前にすでに買ってあったけど、置くスペースすらなくて箱から出してすらいなかったやつ笑)これからできたら毎日ラテアートの方も続けていこうと思っています。ラテアートと一言に言っても、それを綺麗に取り組むにはそれ以前に、綺麗なエスプレッソを落とす技術も必要だし、ミルクを綺麗にスチームして適量のフォームを作ることも重要で。そのどちらも、僕は今のところ業務用のエスプレッソマシンでしかやったことはなくて。そもそもエスプレッソとは何?って感じの人もいるかもしれないから、明日はそこについて少し書いていきながら自分の知識の整理もしていこうかなって思います。

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