8月21日(日)
・ぬるっと起床。何時に起きたのかおぼろげ。そういえば、高校の同級生からのメールで目を覚ました。同級生が4人くらいで集まってご飯を食べたらしくて、今度わたしも誘うねということだった。でもそのメンバーがなんとも濃ゆいメンバーで、できればご遠慮したいかも。メールをくれた子には会いたいけど。返事をどうしよと思ってそのまま放置してしまった。
・朝ごはんにスイカを食べる。金曜から冷やしていたからよく冷えていた。やっぱり夏はスイカかな。食べたらちょっと元気になった。
・ひさしぶりにさくらももこの「もものかんづめ」を読んだ。「メルヘン翁」という話でもう爆笑。「もものかんづめ」は小学生の時から何度も読んでいて、だいたいのエピソードは憶えているけれど、何度読んでも笑ってしまう。昔、何かの本で「さくらももこはアダルトチルドレンなのではないか」という記述を読んだことがあるけれど、この淡々とした人との距離や、鋭い観察眼はそうなのかなと思ってしまう。わたしは向田邦子さんもそうなのではないかと思っている。でも、きっとアダルトチルドレンって括らなくてもいいんだよね。いいものは、いい。おもしろいものは、おもしろい。どこの誰とか関係なくて、胸を打つかどうかということが大事。芸術や表現という世界ではみんなが平等なんだ。
・モーツァルトの練習も進む。できないところを何度もできるまで弾いて向かい合うのは大変だけど、できたらとってもうれしい。演奏中にニコって笑っちゃう。あやうくガッツポーズもしたくなる。しないけど。
・お昼ごはんは、昨日の油揚げの生姜焼きの下に長芋のとろろを敷いてみました丼。つるつる入っていって食べやすかった。
・夕方、さすがに2日も家にこもっているのはやばいと思って、散歩に出かける。帰りに喫茶店に寄って、アイスコーヒーを飲みながら昔のクウネルを読む。今日はハワイ特集の号。レイを作るおばあちゃんのお話がとってもよかった。「ハワイアンはレイは自然からの贈り物と捉えている。だから買ってきた花ではレイは作らない。」とか、レイが1日しか持たないことについて、プリザーブドにしないのか?と聞かれて「それは西洋的な考えね。レイを贈る時の一瞬が、いかにうつくしくなるかってことを考えている。儚いものこそ永遠にのこる。」(確かこんな感じ)という、その人のことばが読めて、あやうく店内で泣きそうになってしまった。今日、このことばに出会えてよかった。ハワイいつかいってみたいな。
・帰ったら、高校の同級生に返事を送った。まあ、そのメンバーで集まる時は適当に理由をつけて断ればいいかと思ってサラッと触れる。なんでも正直に伝えなくてもいい時がある。でも、その子からメールがきたことはうれしかったと素直に書いた。それから、迷惑メールのフォルダに大学の友だちからのメールが入っているところを発見!見落とさなくてよかった。あわてて返信。今日は懐かしい人からメールがよく届く日だ。
・実は、返事に困っているメールがひとつあって、それをどうしようか迷っている。でも、なんだか返信しなくても、自然に解決するチャンスがくるような気がして、とりあえず返信しないで様子見している。
・晩ごはんはあまり食欲がなくて、梅酢を飲んだ。