子どもの遊び力
「最近、うちの子ゲームばっかり!」
保護者会で必ず出てくる課題「メディア管理」
私も「最近の子はゲームばっかり!」と思うことも多くなっていましたが、そうでもなかった!
ここではそんな子どもの遊び力を感じた遊びの様子を紹介します。
何はなくとも運動遊び
同級生、他学年、大人、自分と何人かの人間がいればゲーム以外の遊びも楽しめます。体育館や公園など広いところに行けば「運動遊び」。場所のルールにもよりますが、ボールが使えればドッチボールやバスケットボール。ただ広い空間なら鬼ごっこ。狭くても卓球、風船、9マス鬼ごっこ、色鬼などなど。場所や人数に合わせて、いろいろな遊びを経験したらそれを応用してさらに楽しめるのが子ども達のすごいところです。意外にも人気なのが「塗り絵」
初めての場所で遊ぶ時、1人でやることがわからない時、おすすめしやすい、子ども達も取り組みやすいのが塗り絵です。コピーしたものを何枚か用意しておくと「どれにしようか」と真剣に選び、丁寧に塗り始めます。他の子に声をかけられて終わったり、それも断って塗り絵をやり続けたり、どんな風に取り組むかは自由。最近では色を限定した塗り絵対決やテーマを決めて色塗りなどのアレンジも。お友達とおしゃべりしながら取り組めるゆったり時間です。
ボードゲーム
トランプやウノ、将棋やオセロだけじゃありません!今やボードゲームは毎日新しいものが生まれる勢い!ルールが分かればどんどんチャレンジできます。
小学生に分かりやすく人気なのが
☆レシピ
☆ドブル
☆ウボンゴ
などなど。人生ゲームも安定の人気です。
初めてのボードゲームはルールを知っている子が先導して取り組みます。経験値が少なくても誰が勝つのかわからないのも上記のゲームが人気の理由かもしれませんね。運動遊びもボードゲームも、初めての子が「いーれーて!」と声をかけて、上級生がサポートしながら遊んでいます。これ、学校じゃなくても自然とやってくれるのでありがたい。まさに子どもの遊び力。
学校にはゲーム機を持って行けませんが、それ以外にもゲーム機禁止というルールがある遊び場を利用するのはゲーム以外の楽しさを感じているから。ゲームしかしないというお子さんもいろんな遊びに触れる機会が増えれば新たな気づきがあるかも。
最初は大人も一緒に、次は少し離れて見てみて。そうすると子ども達それぞれの遊び力が見えてくるかもしれません。この力は絶対的に大人より子ども達の方が強いですから。