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働きながら3年間幼稚園に通ってみた振り返り
こんにちは。CODESIGN TOKYO の福永です。
今年の3月に息子が幼稚園を卒園しました。今回は、息子の幼稚園生活を振り返りながら、短時間で働いていたときの話をしたいと思います。
バナーの写真ですが、息子が年長で参加した運動会の写真です。最後の運動会であり、リレーは毎年、年長さんだけが走るプログラムでした。私にとっても、息子にとっても園生活の集大成でしたので選びました。
幼稚園だと働くことは難しいのだろうか…と悩んでいる方や、どうしたら、幼稚園に子供を通わせながら働くことが出来るのか悩んでいる方の参考になればよいなと思います。
幼稚園に決めた理由
息子が生まれ、預け先を考え始めたのは2017年頃でした。
当時の私は、
出産前働いていなかった
両親は近くに住んでいない
求職中でも点数が足りず、認可保育園・認証保育園には入ることが難しかった(2017、2018年頃)
私の住む地域は、認可保育園・認証保育園に入るのはフルタイムで働いていても点数次第では難しく、無認可保育園に一度入園し、空き次第転園という流れのようでした。
家の近所の無認可保育園を調べると結構高い保育料でした。いつ認可保育園や認証保育園に入れるかわからない状況で、まず初めに無認可保育園に通わせることも考えました。しかし、夫と相談した結果、私の求職期間を含め高い無認可保育園に通わせることは、難しいだろうという結論になりました。
保育園に入れない理由は様々ではあると思いますが、私と同じように保育園に入れなかったから、幼稚園にしたという方も多いのではないでしょうか?実際に、同じ幼稚園の働いているお母さんと話していた時に、「保育園に入る事ができなかったから、この幼稚園にしたんです」と聞きました。
今では働くお母さんが増えてきた結果、幼稚園の形態も少しずつ変化していると考えられます。私が住む地域の幼稚園では、息子が入園する2019年頃には預かり保育を実施している園は、5~7園程度でした。しかし、今では、預かり保育を実施している園は13園と増えてきました。
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保育園と幼稚園の違いって?
保育園と幼稚園の違いについて知っていますか?ママが働いている方は保育園、働いていない方は幼稚園。保育園は長い時間預かってくれる場所。子供が生まれる前は、そんなイメージでした。
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調べてみると、色々と異なるようです。
息子が幼稚園に入園する頃は、まだ幼稚園新制度に移行しておらず、無償化ではありませんでした。在園途中から無償化となりました。
また、幼稚園でも預かり保育も無償化の対象になりました。そのためには「新2号認定」の申請が必要になります。
「新2号認定」とは…
預かり保育料を無償化の対象にするために、お住まいの市町村で保育の必要性の認定を受けることが必要です。この認定を「新2号認定」と呼びます。
「新2号認定」を受けることで、幼稚園の利用に加え利用日数に応じて日額450円(最大月額11,300円まで)の範囲で預かり保育の利用料が補助されます。また、認可外保育施設、ファミリーサポートセンター事業(ファミサポ)の利用料も無償化の対象になります。
働くために「新2号認定」を受けるには?
月に64時間以上の就労が証明できれば「新2号認定」を受けることができるそうです。月64時間を具体的に考えてみると
週4日、1日あたり4時間勤務
週3日、1日あたり6時間勤務
となっています。
同じ幼稚園でも入園してから働き始めた方が何人かいました。幼稚園に入るまで働いていなかったとしても、制度があるともう一度働きやすいですよね。
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息子の通っていた幼稚園の特徴
私の住む地域では、区内の私立幼稚園がのっている冊子があります。そちらを事前に入手し、参考にしました。また、隣接する区のHPの幼稚園一覧を見たり、児童館や公園で一緒になったママ達にも話をきいたこともありました。第一子で近隣に友人がいないと、自ら積極的に動かないと情報が入ってこないですよね。
そこで、実際に息子が通っていた幼稚園の様子をお話したいと思います。
簡単になりますが、表にまとめてみました。同じような幼稚園に通われている方も多いと思います。
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入園を決める際の幼稚園説明会の時点では、預かり保育の実施が決まっておらず、説明はありませんでした。
預かり保育で習い事のような勉強やスポーツのカリキュラムを組んでいる園。給食があり、夏季も多少の期間預かり保育のある園などもあります。
我が家は、色々と見学に行った結果、園の教育方針や息子の園見学でのリラックスした様子、通いやすい距離で選びました。
幼稚園の役員やお手伝いは!?
働くママ、働きたいママにとって、預かり保育の次に気になるのが、幼稚園の保護者が参加する行事やお手伝いだと思います。
説明会では「働きながら通っている方もおり、幼稚園のお手伝いなどもありますが、強制ではなく、年に数回程度」との話でした。説明会終了後に、保護者会などが月にどれくらい行われているのか確認されている方もいらっしゃいました。
園によっては、「園の行事が多いので、働きながら通わせることは厳しいと思います」や「延長・預かり保育は、ご兄弟の保護者会などがあった場合は受け付けますが、仕事では使うことはできません」など説明会でお話がありました。入園当時は働いていなくても、想像したより自分の時間ができ、「働きたい!」と思う方もいると思います。なので、見学や説明会の参加された際には、預かり保育を働くために利用してよいのか確認した方がよいと思います。
私の園生活での役員やお手伝い状況は…
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私自身、幼稚園を選択した時点で保護者の参加する行事や役員は積極的に行おうと思っていました。理由としては、今現在一人っ子であり、この先もう幼稚園生活を送ることがないかもしれない。なので、経験できることはしておこうといった考えからです。実際に積極的に手を挙げ、行事等に参加しました。同じ園でも忙しかったり、下の子がいたり、その他様々な理由で参加していないママ達もいました。
また、私も仕事の日は参加していないものもあります。手伝いや役員が希望によるものだと、気持ちが楽かもしれません。
もちろん、お手伝いや役員の機会が少ない園もあります。園によっては、ママサークルのようなものがあります。子供だけでなく、ママもどのような園生活を送りたいか考えてみてもよいかもしれませんね。希望する幼稚園がいくつか見つかったら、登園、降園時間に幼稚園の近くの公園やお店を覗いてみると、幼稚園ママ達の雰囲気を見ることができるかも。よかったら、そちらも散歩がてらに見てみるのもオススメです。
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幼稚園どんなところをチェックすればいい!?
私は幼稚園を選ぶ際に、
預かり保育
給食かお弁当
制服
園バス
距離
を候補にいくつか園を選びました。
入園する前は状況が全く分からず、特に何を重点的に確認すればよいのか右も左も分からない状況でした。幼稚園生活を振り返ってみて、働きながら園生活を送るうえで確認していきたい事ってなんだろう?と考え、簡単なチェックリスト作成してみました。こちらもよかったら参考にしてみてください。
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幼稚園の形態も変化していると先ほどお話しましたが、息子の通っていた園も、今年度から長期休暇の預かり保育を検討しているという話を聞きました。入園した園が在園中にもっと働きやすい環境になるかもしれません。
最後に
振り返ると、幼稚園はママも3年間通う場所であると思いました。毎日の送迎や行事や役員など、幼稚園とママは密接な環境です。
しかし、息子が在園中に無償化や預かり保育、新2号認定など、幼稚園での形態が変化していきました。また、新しい制度が出来たことから、働きはじめた人もいました。幼稚園ママでも働いている人が増えはじめ、幼稚園ママは働きたくても働けないという時代ではなくなってきた気がます。
密接な距離ですが、ママも働く選択が可能になってきています。
私は、子供が楽しく生活することができ、自分も働きながら行事や役員に参加が出来る園を見つけ、ここを卒園してよかったと思う園生活を送ることができました。働きながら、よい園生活を折りたいと思っている方の参考になればよいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。