ママがデータをもとに街を考えてみた
私は現在3歳児と0歳児を品川で子育て中です。
子どもとご飯を食べて、子どもと遊んで、絵本を読み聞かせて、いい一日だったーって寝る、そんな毎日を過ごしています。
その生活の舞台である「街」について、データで考えてみるのはどうかとお話をいただき、ママ友とやってみました。
データからみる子育て住みやすい街って?
品川の保育園に子どもがお世話になっているので、
保育園不足が続く現状では、品川区外に引っ越せません。
今のうちも手狭になってきているので品川区内引っ越しを検討中なので、
いくつかの観点で住みやすいところを探してみました。
1、緑が多い
毎日保育園帰りに「公園いきたい」と遊びたい盛りの3歳児に言われるので、緑が多いところが希望です。
そこで品川区のオープンデータから、公園・緑地・防災広場を色でマッピングしてみました。
→全域に点在していますが、大きいものは海側が多いようです。
2、交通事故が少ない
乳幼児はともかく、学童期となると子供だけの行動が増えてきます。
交通ルールをどんなに教えても交通事故が心配なので、なるべくならその不安がないところに住みたいと感じています。
→全域に点在していますが、幹線道路沿いはやっぱり事故が多いようです。
小学校、中学校への通学路として避けたいと感じました。
・赤の大きめの丸…死亡事故
・ピンクの小さい丸…負傷事故
・黄色の小さい丸…ヒヤリハット
3、まだまだやりたいのに子供が起きました
どんどん調べていきたいなーっとなったところで、0歳児お昼寝から起きてしまったので、ここで作業終了です。
ツールを教えてもらって、使ってみて、このレポートを書くまでざっと2時間くらいでしょうか。街のことを俯瞰的にみることで「私なりの街の理解」がだいぶ進みました。
引っ越し先探しと思って始めたんですが、今住んでいるところをもっと子育てしやすくするにはと思ったときに、幹線道路の旗振り当番の大切さにも気が付くことができました。街をよくする市民活動のきっかけってこういうところから始まるのかもしれませんね。
4、実は「シビックテック」でした
今回やってみたこと、実は「シビックテック」っていうらしいんです。
「シビックテックとは、シビック(Civic、市民の・みんなの)とテック(Tech、テクノロジー)をあわせたものです。「テクノロジーを活用しながら自分たちの身のまわりの課題を自分たちで解決していこう」という考え方やムーブメントを意味する言葉です。」
世の中に公開されているオープンライセンスなデータを活用すること、これまでの人生経験を元に、どんな組み合わせをしたらどんな課題がわかるかを、立場を超えた色んな人達と話しつくすこと。。。
なんとかテックってTVでみても難しいイメージがあったんですが、意外と身近なんだなーって思いました。
5、シビックテックイベントがあるんですって
私だけかもしれませんがやりたいなーっておもっても一人ではなかなかできないんですよね。品川区のイベントがあるそうなので、そこをつかうといいのかなと思いました。見守り託児もあるようなので、子連れ参加もできるそうです。
去年の様子はこちらから確認できますが、アイデアを紙に書いたり、お話ししたり、いいなーってものに投票したり、パソコン苦手な人でも参加できます。
しながわっかそん – 地域課題をITで解決するワークショップ
イベント内容
・実施日:9月24日 10:00〜17:00
・場所:品川区役所内会議室
・対象となる参加者:平成29年度参加者、子どもイベント参加者、子どもイベント欠席者・落選者、新規応募者(多数の場合はバランスをみた要調整)
・定員:50名程度
・参加費:無料
お申込みは以下のページから
オープンデータイベント情報|品川区
www.city.shinagawa.tokyo.jp
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