「楽」と「楽しい」は共存しない
こんにちは!かけだし社長の小寺です。
みなさんは「楽」な人生と、「楽しい」人生なら、どちらの人生を望むでしょうか?
多くの人は「楽しい」人生を望むのではないでしょうか。僕も「楽しい」人生を望みます。
「楽」な人生は一見すると魅力的かもしれませんが、おそらく途中で飽きます。
「FIRE」という言葉が流行っています。
金融資産などで不労所得を築いて早くにセミリタイアするのは確かに魅力的ですし、労働しなくていい分、その後の人生が「楽」です。
ただ、セミリタイアした人達というのは、その後、必ず社会活動に戻ってくると言われています。
不労所得で暮らす生活は確かに「楽」かもしれないですが、とにかくつまらないのだそうです。
人は「楽しい」から続けられます。
逆に「楽」なものは、続けるのすら途中で苦痛に変わります。
そして人はどんな時に楽しいかも知っています。
楽な道より、多少困難があったほうが、やり甲斐や達成感が味わえます。
勉強にしろスポーツにしろ、困難な道にほど楽しさがあることを、みんな経験則で知っています。
「楽しい」ことは、けして「楽」なことではないわけです。「楽」と「楽しい」は漢字は一緒でも、意味合いは相反する関係にあります。
そんな事はみんな知っています。
ただ、ここで不思議なことがおこります。
「楽」と「楽しい」なら「楽しい」を選ぶにも関わらず、「困難」と「楽」なら、「楽」を選んでしまいがちだということです。
これはなかなか気をつけなければいけません。
人はどうしても未来のことより、今を強く意識します。
その結果、目の前に「楽」と「困難」という2つのカードを出された時に、度々選択に失敗します。
「逃げたい」
「サボりたい」
「寝ていたい」
確かに楽です。ただ、仮にあなたが「楽しい」人生を望むのなら、そこに楽しさはないことを再認識しなくてはいけません。
僕も「楽」を選びたくなることが多々あります。
ただ、その時に自分に問うのは「楽しい人生にしたいならどちらを選ぶべきか」ということです。
迷ったらとにかくこの問いを繰り返します。
「楽」の反対が「困難」であり、「困難」の先に「楽しい」が待っています。
当たり前のはずなのに、つい忘れてしまう事実。
あなたが望むのは「楽」な人生でしょうか。
それとも「楽しい」人生でしょうか。
そのことを改めて自分に問いかけ、理想の人生を歩んでいきたいですね!
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