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参入のしやすさより撤退のしやすさ
こんにちは!かけだし社長の小寺です。
ビジネスの参入を検討する時に、参入のしやすさよりも、撤退のしやすさを確認しろと教えてもらったことがあります。
参入条件については入念に確認しても、意外と撤退する時のことまでは、考えに至らないことが多い気がします。
商業施設にお店を出してる人もいますが、参入条件はもちろん厳しいのと同時に、撤退時のルールというのも、かなり厳しい条件だと聞いたことがあります。
仮に赤字続きで撤退を決断したとしても、商業施設というのは直ぐには撤退できないようです。
撤退を余儀なくされる赤字経営が続いたとしても、実際はそこから数ヶ月撤退に時間がかかるようで、その間のテナント料は当然払い続けることになります。
直ぐに撤退できないというのは、1番のリスクだと感じました。
事業には必ず明確な撤退ルールが必要だと思います。それがないと、引き際を見誤り、気づいた時には手遅れな状況に陥ることもあります。
そんな中、撤退するにも苦労が必要となれば、余計にリスクは高まります。
入りやすいけど出にくい、そんな蟻地獄のようなビジネスモデルには要注意だと思います。
いざという時に、どういう条件で撤退できるのか、
そこを確認しておくのも、経営者としての大事な努めですね。