インターネット中毒と幸福感
こんにちは!かけだし社長の小寺です。
みなさんは、1日のうちで、どのくらいの時間をネットサーフィンに費やしているでしょうか?
iPhoneユーザーなら、スクリーンタイムから、どのアプリをどのくらい使用していたのかが、ひと目で確認できます。
検索すれば何でも手に入り、魅力的な情報はSNSから絶えず目に飛び込んできます。
インターネットの普及により、僕らは誰でも簡単に欲しい情報を手に入れられるようになりました。
ただそれ故に、そこには一種の中毒性も潜んでいます。
インターネットの世界はとても刺激的です。
求めれば簡単に欲求が満たされ、かつ、強い刺激が手に入ってしまうと、脳はより強い刺激を求めていきます。
無限に欲求を満たし続けることが可能になり、脳はもっともっとと、欲求を満たすことに歯止めが効かなくなってきます。
脳には「報酬系」という神経系があり、欲求が満たされた時に幸福感を感じるようにできています。
ただ、インターネットで得られる欲求は、この報酬系に異常をきたしていきます。
欲求を簡単に満たす行為を繰り返しているうちに、脳はだんだんと刺激に慣れていき、意欲の低下、強いては無気力状態を生み出しかねないと言われています。
ネットやSNSを見ていたら、いつの間にか眠れず朝になっていた、なんて経験は、誰しも1度はあるのではないでしょうか。
僕らは欲求を簡単に満たすことに、少々慣れすぎてしまっているのかもしれません。
健全な報酬系を機能させるには、努力をし、改善を重ね、達成感を味わうという、本来あるべき幸福の形に目を向けなければなりません。
簡単に手に入る欲求や快楽に溺れず、
日々努力をし、成長を感じながら、達成していくプロセスを大切にしていく。
そこにこそ、本来あるべき至高の幸福感が眠っているのかもしれません。
安易な快楽に溺れず、健全な努力と報酬によって、インターネット中毒を抑制する習慣を持っていきたいですね。