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目に見えない仕事をする

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

円滑に仕事が進んでいくチームの特徴に、
目に見えない仕事をする
という仕事の美学があると思います。

目に見えない仕事」の真逆は、「目に見える仕事」なわけですが、目に見える仕事とは、人が見ているもの、目に見えてわかりやすい仕事がそれに当たります。

わかりやすいですし、評価されやすいので、
誰しも目に見える仕事は遂行しやすいです。

ただ、目に見える仕事ばかりにこだわっていると、「目に見えない部分」が疎かになっていきます。

出社したら仕事するけど、
リモートワークになった途端、生産性が落ちた、というのは、典型的な目に見える仕事にこだわってきた弊害かもしれません。


目に見えない部分が疎かになると、
決められた以上の生産性が発揮されなくなります。

あくまで「与えられた範囲」「評価される範囲」でしか、仕事が回らなくなります。


本来、精度の高い仕事というのは、たくさんの「目に見えない仕事」によって築き上げられると思います。


「次の仕事に備えて必要な知識を事前に身につけておこう」
「引き継ぎしやすいよう資料を整理しておこう」
「もう少し想定されるパターンや可能性を見積もっておこう」
など。

やってもやらなくても、目に見えづらく、直接の評価になりづらい部分かもしれませんが、人が見ていないところで、どれだけ仕事にこだわれるかが、仕事の精度を上げていきます。

そして、一見、誰も見ていないと思ったその仕事は、必ず誰かがちゃんと感じ取ってくれるものです。

「目に見えない仕事」を感じた人は、自分もまた「目に見えない仕事」にこだわろう!と感化されます。

そうやって、目の行き届かないところにも、仕事が行き届くようになります。


藤田晋さんと見城徹さんの著書である、「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」という言葉をふと思い出します。


見返りだけを求めて仕事していると、本来の仕事の本質から外れていくと思います。

見えないところほど、誠実にひたむきに取り組んだ仕事は、結果的に多くの見返りを得られるものなのではないでしょうか。


人が見ていないところほど、仕事にこだわる。
その一貫性が、仕事を本物に仕上げていきますね。

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