無意識と意識の狭間
どれくらいあなたは自分自身を大切にしていますか?
嘘偽りない貴方を表現できる場所がありますか?
所謂非常識な自分を肯定することが出来ますか?
これらの質問がどれだけ大切な事か、理解してもらいたいと思います。
人間という生命体で生まれた以上、上記の事を考える能力が大なり小なり備わっています。
定型発達(いわゆる普通の人)は言わずもがな。考える能力を怠っていませんか。
他人の評価ばかり気にしすぎて、息苦しくなっていませんか。
本来社会との関わる前に、自分自身の真相と向き合う時間が必要なのではないかと私は想像します。
しかしながら現在を生きる人間の多くは、その間もなく。
絶え間なく家族や周囲の干渉に応え、本来の意味で自分という人間と向き合う時期を逃している方が多い印象を受けます。
都会で生きる人々には難しいかもしれませんが
物理的に独りになる環境を作る必要があると、私は感じます。
独り好きで、リモートワークも可能な現代でなぜ出社する会社を選ぶのですか?
その真相は、本当の意味で独りになることを恐れているからではないでしょうか。
本当の意味で独りになる時間を作ることは難しいかもしれません。
しかし都会に住む方でも不可能なわけではありません。
1日防音室に籠ってみる、
1日部屋を暗くして、ノイズキャンセリングのヘッドホン、イヤホンをつけて無音で生活してみる。
工夫をすれば孤独な時間を作る事が出来ます。
特に一人暮らしの方はいくらでも工夫することが出来ます。
恐らく1日ノイズキャンセリングのヘッドホン、イヤホンをつけて生活することにはじめはソワソワした感じを受けるでしょう。
無音とは小さな耳鳴りもキャッチする状況です。
都会のざわつきに慣れてしまった耳は、困惑することでしょう。
それが孤独になった事の第一歩になります。
自分自身の音、心臓の音、小さな耳鳴りなど感じることから始まり、
思考することに段階が進みます。
そうすることで、本来の自分が望んでいる事と、今現在やっていることの矛盾さにぶつかると思います。
始めは見たくもない現実かもしれませんが、その矛盾と
本来の自分が望んでいることをすり合わせる事で
初めて無意識と意識が近い存在になります。
これはスピリチュアルな話でもなんでもありません。
人間の無意識とは、本来意識よりもはるかに賢く、強い力を持っています。
誰しも大なり小なり、なんだか知らないけど物事がうまく進んだ経験があるのではないでしょうか。
何でもいいです。初めてなのに鉄棒ができた、足が速い、なんでもいいんです。
その瞬間が無意識の力ということになります。
それを常に引き出せる状況が、本来の自分ということになります。
長くなりましたが、都会で一人暮らしの方は
是非、無音生活を1回だけでも送ってみて下さい。
いつもと違う1日を送れるはずです。
それでは良い1日を。