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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2024/8/20 #159
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
今まで四国の地方では「マチ★アソビ」もあり、徳島が目立っていましたが、これからは高知の時代になるかもしれません。「複合施設の建設」とは、本当に驚きました。今後の展開も注目です。
高知アニメクリエイターアワード2025募集開始!高知市中心街にアニメクリエイターラボ複合施設の建設も決定
「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」より、ショートアニメに特化した高知アニメクリエイターアワード2025の募集開始と高知市中心市街地にアニメクリエイターラボ複合施設「GEAR」が建設されることが発表された。
コンテストやアクセラレータ的なものは、よく見かけますが、箱物=アニメクリエイターラボ複合施設を建設してしまうとは、本気度合いが伝わってきます。この高知のプロジェクトは高知信用金庫が深く関わっているので、動きもダイナミックです。
「鬼滅の刃」も、劇場版で観客を呼び込むアニメ業界の新たな経営戦略―香港メディア
2024年8月9日、香港メディアの橙新聞は劇場版アニメを用いたアニメ制作会社の新たな経営戦略を紹介した。
TVアニメは放送自体で収益を生むのではなくて、二次利用されて初めて売上が発生します。タイムラグがあるのがネックですが、劇場アニメは、一次利用の段階で収益を得られるので、その点は有利ではあるとはいえ、やはり一部の人気作に限られます。丹念に分析している記事だと思います。
サウジ「ドラゴンボール」、中国「ウルトラマン」… 世界ですすむ“超巨大テーマパーク”で日本はどれだけ稼げるか
いまや「漫画」や「ゲーム」と肩を並べる勢いで急成長を遂げる、日本発の世界的コンテンツが「アニメ」だ。
ディズニーランドのように複数IPで展開するテーマパークと、ドラゴンボールやウルトラマンのように一つのIPで展開するテーマパークでは、やはり収益力に差があるように思います。とはいえテーマパーク化できるIPは、流行り廃りに左右されない定番です。テーマパーク関連分野がどこまで市場を伸ばしていくか期待しています。
アニメイベント参戦奮闘記
バンクーバーで最大級のアニメイベント、Anime Revolution 略してアニレボに今年も参加しました。
海外だと、ロスアンジェルスで開催されるアニメエキスポがアニメ系のイベントだと有名ですが、カナダのバンクーバーで開催されたAnime Revolutionの方は、まだまだこれからの模様。データ的には、「3日間開催」「来場者は3万から3万5000程度」です。ただし、日本の出展者は2社だったそうですので、ブルーオーシャンが広がっているのかもしれません。
「ONE PIECE」再アニメ化企画「THE ONE PIECE」監督は肥塚正史、スタッフ情報公開
尾田栄一郎「ONE PIECE」の新アニメシリーズ「THE ONE PIECE」のメインスタッフ情報が明らかに。肥塚正史が監督を務める。
スタッフも発表され、着々と準備が進んでいるようです。Netflixで配信がされますが、TV放送などは展開されるのでしょうか。放送するとしたら、フジテレビが有力ですが、既存シリーズとの棲み分けが気になります。
キャラクター・アニメIP×日本産品 海外展開に向けたコラボマッチング商談会
キャラクター・アニメIPの海外における商品化権を扱っているIPホルダーと国内の事業者(メーカー等を想定)とのマッチング商談会を行い、海外展開を前提としたアニメコラボ商品の製作・販売に向けた商談支援及び許諾契約の締結をサポートします。
IPホルダーと商談を持ちたい事業者向けのマッチング会です。参加費無料ですし、通訳もつけてくれるようなので、興味がある企業は気軽に申し込んでみては。