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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2024/3/19 #137

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
今週は、先日まで開催されていた「新潟国際アニメーション映画祭」関係のニュースが目につきました。まだ2回目ではありますが、着々と実績を積み重ねている印象です。日本を代表するアニメ映画祭になることを期待しております。


「映画祭」だと日本アニメの存在感が途端に薄くなる理由

「アニメーションの映画祭」と言われても、万人になじみがあるとは言いがたい。映画祭に通う人は玄人で、ファンから少し遠いところにいる、そんな印象もある。

『映画祭の基準は「大衆人気」ではなく「アート」』。アカデミー賞も「大衆人気」よりも、「アート」視点の方が強いですからね。日本でも商業のラインに乗らない良作もあるので、どんどん映画祭にエントリーしてほしいです。

後編はこちら

新潟で「日本基準」のアニメ映画祭が始まった!


富野由悠季監督:若者にエール「宮崎、潰すぞ!と頑張って」 自身は「まだ引退って言ってないからね!」

新潟市内で開催中の映画祭「第2回新潟国際アニメーション映画祭」で3月16日、人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(富野由悠季総監督)が上映され、富野監督、メカニックデザイナーの出渕裕さんが登場。

富野監督らしいエールですね。ただ、エールの後には「僕にはもうできない。宮崎アニメがあったおかげでアニメ、映画自体が変わっていく」と弱気発言も。ちょっと寂しいので、御大にはもっと頑張ってほしいです。

なお、「ガンダム 逆襲のシャア」トークショーについては、配信もされたようです。


アニメイトが“最大のアニメショップ”でギネス世界記録に認定、蒼井翔太が祝福

アニメイトが“最大のアニメショップ(Largest anime shop/store)”としてギネス世界記録に認定された。

アニメイトは最大のアニメショップ兼、おそらく世界最多のアニメショップでもありますね。しかしまあ今回、蒼井翔太さんが何で祝福に駆けつけるのだろう?と思わなくもないです。

SNSアニメ事業を手掛けるPlott、「ABEMA」が手掛ける『声優と夜あそび』のオリジナルアニメプロジェクトの制作を担当しライセンスビジネスも展開

IPコンテンツの企画・制作・ビジネス展開を行う株式会社Plott(本社 東京都千代田区、代表取締役CEO 奥野翔太 以下 Plott)は、新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」のオリジナル声優レギュラー番組『声優と夜あそび』のショートアニメ「声優と夜あそび ANIMATION いくだもも!そびー」のコンテンツ制作を担当いたします。

SNSでキャラクター人気が沸騰し、地上波の情報番組内のミニアニメが放送。一般的な知名度を得て、人気IPになる……という展開は、近年だと「ちいかわ」が代表格だと思います。既に「勝ち筋」となっているパターンではありますが、今回のアニメプロジェクトは、声優のネット番組発です。どのような展開を見せていくのか、注目しています。

日本のアニメ、海外で今人気なのは? ソニーG傘下「クランチロール」責任者に聞く

米Crunchyroll(クランチロール)は200以上の国と地域で、日本のアニメやマンガを中心にそろえるコンテンツ配信のプラットフォームを展開しています。

「ファンも多様なアニメを求めるようになった今は、これを作ればカタいというジャンルもなくなった」とのことです。一昔前は、海外担当から「サムライものや忍者ものは海外で売りやすいので制作してほしい」といった要望も、結構耳にしていました。今は状況が異なっているのでしょうね。


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