今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/3/29 #35
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
今週は、着実に興行収入を積み上げている『劇場版 呪術廻戦 0』のニュースもありますが、『2019年以降新人声優のデビューはほぼ「0」』(音響監督の長崎さん)という「0」という数字が目立ちました。やはり「0」というのは、インパクのある数字ですね。100億とか、そうした天文学的な数字よりも、印象としては「0」の方が記憶に残りますし。
日本のカジノがアニメだらけになりそうな理由(わけ)
なかなか興味深い論考です。ただ、この文脈でアニメを出すのは、もらい事故ですね。アニメコンテンツは、良いも悪いもないので、カジノをディスるときに、あまり引き合いに出して欲しくないなあという印象です。
「アニメファンも業界のみなさんも一緒に楽しみませんか?」──アニメ総合イベント『AnimeJapan 2022』総合プロデューサー・中嶋俊介さん&佐伯瑞穂さんインタビュー
3年ぶりに開催とのことですが、ちょうどまん延防止等重点措置も終わったタイミングナなので、運にも恵まれていますね。担当者は祈るような気持ちだったはずです。イベントも成功裏に終わって何より。
円谷プロ、22年3月期の営業利益は232%増の12億5000万円、最終利益は472%増の9億2000万円と大幅増益に
「国内ライセンス事業はもとより中国などアジアを中心にマーチャンダイジング事業が堅調に推移」とのことです。ネットフリックスの『ULTRAMAN』もあったので、今期は映像主体なのかと思いきや、マーチャンダイジングがやっぱりメインなのですね。
2019年以降新人声優のデビューはほぼ「0」…それでも声優専門学校に生徒が集まり続ける“奇妙なワケ”
コロナ禍だと新人が育たないと言われていますが、そもそもチャンスも少なくなっているので、厳しい環境ですね。これから世に出ていこうとする新人は、事務所に頼るよりも、自らマネージメントしていく発想と行動でやっていくかないでしょう。
劇場版 呪術廻戦 0:興収130億円突破 歴代トップ20入り 928万人動員
歴代興行収入ランキングでも、現在20位です。あと10億積めば、『天気の子』の141.9億円が視野に入ってきます。コロナ禍ではありますが、着実に興収を伸ばしていて特筆すべきですかと。
『劇場版 呪術廻戦 0』北米で初登場No.2 『鬼滅の刃』に続く大ヒットの背景に配給戦略も
記事の中では、観客の人種も記載がありました→「ラテン系・ヒスパニック系が32%、白人が25%、アジア系が20%、黒人が17%」。アジア系が20%しかいないのが、少し意外でした。とはいえ、アメリカの人種構成比率も鑑みると妥当なのかもしれません。
アニメのデジタル原画をNFT販売、テレビ朝日「リーマンズクラブ」で開始
NFTのアニメ原画販売も珍しいニュースではなくなってきました。どこまで収益が上がるかは不明ですが、しばらく経ったら、アニメ系NFTの総括をどこかでやりたいですね。(というよりも、誰かやってくれないだろうか😅)
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