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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2022/12/13 #71

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
『THE FIRST SLAM DUNK』が好調のようです、興収含めた考察記事は、そろそろ出てきそうなので、キュレーションは来週ですかね。なお今週は「松尾製作所」の存在に驚かされました。

松尾製作所 テスラ分解 アニメも制作

トヨタ自動車グループが主な取引先で精密部品を手掛ける松尾製作所(愛知県大府市)は独創性の高い手法で成長戦略に取り組む。新製品の開発に生かすため、米テスラなどの電気自動車(EV)を10車種以上も分解調査した。

子会社化したアニメ会社の「エルフィン」は遊技機などの映像が得意の企業ですね。「ひぐらしのなく頃に 卒」の製作委員会にも参加しているので、これからどんどん頭角を現してくるかもしれません。

アメリカで大旋風を起こす"日本アニメ"の影響力

アメリカで韓国ドラマ旋風が起こっていることは、日本でも知られているだろう。2022年には、社会現象となったNetflixドラマ『イカゲーム』がエミー賞の監督、主演男優賞等の6部門に輝いた。

『2020年には「アメリカで最も需用のある非英語映像コンテンツ」の首位は日本語になっている』とは驚きですね。その中心には「アニメ」があって、韓国のK-POP同様、コンテンツ主導で言語含めた文化が展開されています。

『チェンソーマン』が視聴者を集めて2位に再浮上、Netflix『First Love 初恋』急上昇~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(12月第1週)

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年12月第1週の「配信サービス視聴者数ランキング(調査対象期間:11月26日~12月2日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。

先週は『ウルトラマン』シリーズに抜かされた『チェンソーマン』ですが、2位に復帰ですね。ランクを落としたときは、このまま3位に定着の雰囲気もありました。しかしながら今週は『ウルトラマン』シリーズに結構な差をつけて、根強い人気を示しています。

22年映画興収「100億超え4本」も喜べない複雑事情

明るい話題に沸く2022年の映画界。コロナで止まった洋画配給の本格復興に位置付けられた今年は、邦画洋画含めて興収100億円を超える作品が4本(最終興収見込み作を含む)と歴代2番目に多い年になるとともに、秋までの興収で前年比140%の好推移。

ディズニーも大苦戦している中、100億超えが4本と二極化が進んでいます。コンテンツビジネスは、どのジャンルでも特大のヒットが業界を支えているところがありますが、映画も顕著になってきたのでしょう。

電通社内にマンガ・アニメの横断組織 コンテンツ・事業開発も

広告大手の電通が、アニメとマンガにフォーカスした社内横断組織を設立する。「Manga Anime Growth Partners(マンガ・アニメ・グロース・パートナーズ)」と名付けられた組織が、2023年1月1日付で発足する予定だ。

記事によると、電通の「アニメ・マンガ分野のビジネス」は、多くの複数の部門に分かれているとのこと。横串を指す組織になるよう期待されているのでしょう。

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