「にっぽんの里山」の楽しみ♪再認識!
こんにちは、みき亭です!
ようやく「〇〇の秋」到来♪
インドア活動…アウトドア活動…
これから、大忙しですね。
今森光彦「にっぽんの里山」鑑賞
東京都写真美術館で開催された今森光彦写真展「にっぽんの里山」の最終日!滑り込みで見に行って参りました。あぁ、関連イベントに行きたかったなぁ〜っ、あとの祭りよ〜♪、特別講演:福岡伸一(生物学者・作家)× 今森光彦「里山から生命の宇宙を語る」…悔やまれます。書籍化かポッドキャストしていただきたいです。
今森さんは、日本全国200ヶ所をこえる里山を尋ねて、シャッターを切ってこられたそうです。今回は、氏の独特な自然観に基づいて撮られた写真を190点に厳選して紹介してくださいました。「美しい風景を撮るだけではない、風景の意味を撮りたいのだ」っというポリシーのもと、里山の日常を美しく愛おしく切り取られた写真は、「この風景を残していきたい!」っという気持ちに、優しく導かれていきました。
『里山は未来の風景』
今森光彦さんは、『里山は未来の風景』とおっしゃっていたのが印象に残ります。過去へのオマージュではなく「未来にこそあるべき風景」なのだと。自然に対する謙虚な姿勢や、共生を実現させてきた伝統の知恵への敬意が、これからの里山のバランスを取るための指針になってくれると、気づかされました。
私自身、里山の風景や空気感が好きで、日帰り圏内の里山をトレランしたり、森林セルフケアウォーキングしたりと、よく足を運んでいます。なぜ惹かれるのかな?っと改めて思うに、里山に足を踏み入れると、シンプルに「ほっと、する」んです。どこか人の温もりを感じるような…それは、里山を守ってくださっている方々の、土地への愛着を感じるからなのかなっと思います。人と自然がバランスを取りながら、一緒に暮らしている空気に満ちていると感じます。
写真家の視点からの気づき
写真は、撮る人の感性のみならず、こだわりや視点、想い。。。の詰まった表現なのだと、改めて気づかされました。今森さんの写真からは、人と自然、生き物の関係性を愛おしく思う気持ち、そして、その風景の持つ美しさを伝えたいという使命感を、力強く感じます。
作品「ユリイカのダンス」という写真は、太陽の光に輝き舞うユリイカが美しく撮られています。私にとってユリイカは、蚊柱を作って通行を邪魔する、ちょっとイラっとする存在でしたが、なんと美しい写真でしょう。。。厄介者扱いしていたユリイカの印象が変わりました。また、沖縄で砂利道を掃いているおばぁの写真を見て、どこかで見た光景。。。っと思いましたら、明治神宮で境内の参道を掃き清める「はきやさん」の姿と似ている!お掃除するおばぁの敬虔なマインドまで写し込めるなんて、すごいなぁっと感動いたしました。
里山を未来の風景に!
これからも、里山に足を運び、自然と人と生き物のバランスについて、学んでいこう。気づいていこう。伝えていこう!っと思いました。そして、日本全国の里山を五感をフル活用して、味わってみたくなっています。楽しみ😊です。
最後まで、お読みいただき
ありがとうございました!
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