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音楽朗読劇を、初めて観劇して気づいたこと。

音楽朗読劇「あなたのいない広さだけ」を、見に行ってきました!6人の出演者と音楽家(チェリスト)が登場人物を演じて朗読していきます。ストーリーの内容も展開も先が読めない面白さあり、涙あり、笑いあり。贅沢にもLIVEで小説を読んでもらっている感覚。小さな空間に四角い箱(椅子)6つを駆使して、話の展開によって、場所やシチュエーションが時空を超えて変化されていくのがおもしろく、惹き込まれていきました。舞台セットがないのでシンプルに声だけで訴えかけられている感覚で、想像力をフル回転で働かせることが出来て面白かったです。

やはり、声の力には圧倒されました。ささやくように(sotto voce)…激情的に(appassionato)…、朗読の表現も音楽用語と同じだなのだなっと。そして、劇伴でもあるチェロの音色がストーリーに寄り添い、空間を豊かに包んでいく。ストーリーに優しさを加えていく。朗読と音楽の境界線をフラットにする(BGMではなく)ことが出来るのだなっと、新しい気づきをいただきました。

最近、実験的に、ピアノを弾きながら詩の朗読をするっという曲を作り始めているので、参考になる気づきをいただけて、とてもありがたい時間でした。さっそく反映させて表現していきたいと思っています!学生の時は、面倒に思って適当に覚えていた音楽用語(イタリア語)を、ちゃんと意識して、使っていこうと思いました笑。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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