「推し」に小一時間ヨシヨシ撫でてもらった夜のこと
私の「推し」こと、ブログ:エフデノカタリを書いている画家の松口美智子さんが、乗鞍すもも荘に来てくれることになり、大はしゃぎの私。
はじまりは焚き火
頂き物の濁りワインをいそいそと空けて、広報部のせっちゃんとトッシーが小雨の後で着きにくい焚き火を点けてくれました。
https://www.sakaoriwine.com/product-category/nigori2021/
すもも荘から車で数分の筒木商店で買った「お土産用の」ワインも結果空けたので、ほぼ松口さんと私の2人で3本。ベロンベロンで記憶が薄い中ですが、
焚き火を囲んだ時間に話して
火の始末をしてキッチンでビール飲みながらお皿洗いながら話して
ダイニングで叫んだり泣いたりして
松口さんが洗面所で泣きながらせっちゃんに背中さすってもらってて
せっちゃんの娘ちゃんが呼びに来てお開き
翌日は目は腫れ、胃腸の具合は最悪
という数時間を、お味噌開きのイベントの後に過ごした。ゲストで来てもらった松口さんになんつー酷いことをしてるんだ!と思ったんだけど書いてみる。
幼少期のトラウマ
私なんか生まれて来なければよかった!死んじゃえば良い。
これ、多分3歳くらいから私の心に巣食ってる真っ白な気持ち。両親の不仲の原因は「甲田姓に婿入りして、社内で陰湿なイジメに遭った父と、世間知らずなお嬢さんで勝ち気で高学歴な母」のお見合い。
次男と三女で、愛情不足、相手に愛を求め過ぎた結果、自己肯定感低い若い2人にできちゃった私。
「別れたい、でも娘がいるから別れられない」まあ、子ども居たって別れる人もいますから。言い訳なのはわかるの。
でもそれを娘に向かって言っちゃだめよね、教育上良くないでしょう。更におバカな2人は「智恵ちゃん1人じゃ将来可哀想だから」を言い訳に、妹を作っちゃうの。本当無責任!
でも、妹が産まれて来てくれた事は私の救いで今もはっきり「トッシーがこの世に生まれてくれて私幸せ」って、姉バカな部分と、こんな酷い環境でゴメン、という黒い気持ちに苛まれていた。
今、何をどう解脱しようか
松口さんは、それを聞きながら「いいよ、大丈夫大丈夫」とずっと胸に私の頭を抱えてヨシヨシし続けてくれた。
こんな大事な人に、こんなことさせててええんか私??相手はゆうても「推し」やぞ!
とツッコム自分と裏腹に、ふくよかな胸と対応策が気持ち良すぎて、このままずっといたい...と子どもの頃こうして誰かに無心で甘えたかった。
相方にすらこんなヨシヨシされたことないぞ。
安心感と、いいんだ、という需要。暖かくてツンと苦しい気持ちが胸から上がってきて泣いて叫んで毒を吐きまくって、その胸中で「で、明日からどうしたらいいんだ」って、俯瞰というか小さな自分が困っていた。
松口さんからのメッセージ
翌晩の高速バスで帰った後、松口さんがメッセージをくれました。推しとのメッセージやり取りってどうしてこう、キュン💓と胸が熱くなるんですかね。
内容として、私の父の目線で「乗鞍の晩」「甲田の家族」「私への思い」などが、優しく丁寧に綴られていて、胸が苦しくなってなんと返信したら良いかわからなかった。
ありがとうとごめんなさいと、表現できないグルグルする心の中のドロドロしたもの。
「個展しましょう」と松口さんからの提案が。自己肯定感や自分が自分を見つめて認める為に、甲田さんのために。と。
射手座的な動き
私やる時は本当にやる子なんです。ただ理由つけてやらないだけなので、ある意味やる気スイッチをONにしてもらったみたい。
スマホの電話番号変えて
個展やる場所の打診して、値段交渉して
やる。と決めた。
腑に落として、覚悟決める事
相方との関係、両親とのトラウマ、仕事の事、将来への不安。
現状維持が正直一番楽。お金だってかからない。西荻窪お試し移住も一つの「無駄遣い」で
「非効率な行動」。私だって、自宅でいつもの家賃だけで暮らしてた方が楽で安かったって思ってる。
でも今周りでいろんな問題に立ち向かっている人たちがいて、その真摯な態度に触発されていろいろ取り組んで来た。
私は、私を大事にする。
私は、私が生まれたことを誇りに思う。
もちろん産み育ててくれた両親へ感謝するけどトラウマは手放していい。
私は、私が生きてる価値を認める。
私が死んで済むことじゃないんだわ。
私は、私が幸せになるように仕向ける、サポートする。
自分に余裕があれば他の人も助ける。
自分に余裕がない時に、人を優先しない。
本当の優しさじゃなくなっちゃう。
人に依存しないために、私に依存しよう。
私が、私を一番「推す」
第一弾は個展
推しの勧めは正論で真理。信じて進む。
松口さんには感謝しかない。大好き💕ありがとうございます😊
来年のカレンダーが今から待ち遠しい!