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【Yahooファイナンスの使い方】米国株・米国ETFの買い時がわかるテクニカルチャートを解説!

こんにちは。今ではYahooファイナンスを見ることが日課になっている『ここ屋』です。

こんな人におすすめな記事

・米国株・ETFの情報を知りたい
・無料の株価情報サービスを知りたい
・株価の比較チャートを見たい
・ETFの構成銘柄を知りたい
・Yahooファイナンスの使い方を知りたい

2021年も好調な米国株式市場ですね。
みなさんは、どのようにして米国株や米国ETFを購入していますか?
その情報源はTwitterやYouTubeに依存していませんか?

上級者をお手本にすることもひとつの方法ですが、リスク許容度が違い過ぎる人をお手本にしていませんか?

インデックス投資1本で他は何もしていない人であれば、余分な情報は不要かも知れませんが、他にも個別株やETFの購入を検討している人などは、自分で購入商品を品定めしたいと思いませんか?

自分で銘柄選定できれば、結果がどうであれ納得いくのではないでしょうか?

そこで今回は、株価情報源の無料ツール【Yahooファイナンス】の紹介をしたいと思います。

投資初心者から上級者まで、さまざまな使い方がありますので、今回は『初級編』として解説していきます。

株価情報サービス無料ツール【Yahooファイナンス】

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Yahooファイナンスは国内外の株価情報サービスで、銘柄関連のニュースや経済トピックスを確認できる素晴らしいツールです。
しかも、それらが無料で使えるのですから利用しない手はないですね。

画面をずっと下にスクロールして、下画面の『海外のYahooファイナンス』の『アメリカ』をクリックします。

こちらのURLから飛べるようにしておきます。

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すると次の画面のような『米国版のYahooファイナンス』に飛びます。
この時、『英語か日本語』を選択できますので、慣れないうちは『日本語』を選択すると、どれで何が見れるのかを少しは理解することができます。
しかし、余計な翻訳までされてしまうこともありますので、慣れたら英語版で利用することをおすすめします。

Yahooファイナンス【アメリカ版】

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次に、検索窓に調べたいティッカーを打ちクリックします。
今回は例としてNASDAQ100に連動した『QQQ』を検索してみます。

画面上部赤枠の中には、代表的な指数が表示されており、右矢印を押すとさらに別の指数が表記されます。
この中にはS&P500、Dow30、NASDAQ、Russell2000はじめ、金、米10年債、為替、ビットコイン、日経225などもあります。
まずはここで全体の値動きを把握できますね。

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次に青枠の中が今回検索したQQQの詳細になりますが、左上から前日終値、本日の始値、売値、買値、本日の高値安値、直近1年の価格幅、出来高、平均出来高、純資産額、基準価格、PER(直近12ヵ月)、株価収益率、分配率、年初来リターン、月次5年集計、経費率、設定日を見ることができます。

また、右にチャートがありますが、『Chart』のタグをクリックすることで、より詳細なチャートを見ることができます。
チャートは後ほど詳しく解説します。

同画面を下にスクロールすると、青枠部分に検索ティッカーに関わるトピックスが表示されます。
これは『日本語訳』していれば、読むことは可能です。
実際読んでも理解することは難しいですが、興味がある人は見てみてもいいかも知れません。

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右上の赤枠部分は、この検索をした人が他にどのような銘柄をチェックしたかを確認できるものです。
似たような銘柄や、比較したい銘柄などが参考になります。

黄色部分は上位構成銘柄が表示されます。各ティッカーをクリックすることで、個別株の情報を確認することもできます。

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構成銘柄を更に詳しく知りたい方は、上部赤枠の『Holdings』をクリックすることで、セクター比率やPER、PBRなどの詳細を確認することができます。

Holdingsタグのに入って画面を下にスクロールし、『Get Quotes for Top Holdings』をクリックすることで、上位トップ10銘柄の市場の状況を確認することができます。

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どの銘柄が伸びていて、何が足を引っ張っているのか一目瞭然ですね。

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この画面ではタイムリーな情報を得ることができ、『テスラが爆上げしてるのに、エヌビディアは下がってるんだなー』とかを肌で感じることができます。

Yahooファイナンス【チャートの使い方】

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次にチャートの使い方ですが、単独のチャートであればネット証券のティッカー検索などでも容易に確認することができますが、Yahooファイナンスでは『チャート比較』をすることができ非常に便利です。

まず、ティッカー検索後に赤枠の『Chart』をクリックします。
ここでは単独のチャートを確認することができ、『1D』『5D』『1M』『3M』『YTD』(年初来)『1Y』『2Y』『5Y』『MAX』(設定来)を見ることができます。

そして青丸部分の『Comparison』をクリックすることで、他の銘柄や指数と比較することが可能になります。
クリックするとフォーマットで『DOW』『NASDAQ』『S&P500』の比較が現れますが、検索窓に好きなティッカーを打つことで別銘柄とのチャート比較をすることができるようになります。

例えば青のQQQと比較して、赤のAmazonと黄色のS&P500をコロナショック後の2020年4月から1年チャートで比較してみました。

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ここ1年でもQQQは80%UPと素晴らしいリターンですね。
しかし、年初来で見ると(下画面)S&P500がアウトパフォームしていることが見て取れます。
逆にAmazonは年初来マイナスなんですね。

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このように他銘柄と比較することで、現在の価格の推移や傾向を確認することができます。

また、このチャートにはテクニカルチャートを表すこともでき、赤枠の『Indicators』をクリックすることで指標の選択ができます。
シンプルに50日移動平均線などを表すこともできますが、下の画面は例として『RSI』と『ボリンジャーバンド』を表記させたものです。

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RSIとは?

・Relative Strength Indexの略で相対力指数と訳します。対象銘柄が買われ過ぎているのか、売られ過ぎているのかを確認する指標です。0~100で表されますが、70~80で買われ過ぎ、20~30で売られ過ぎとされていますが、正直そこまであてになりません。

ボリンジャーバンドとは?

・アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカルチャートで、移動平均線とその上下2本ずつの標準偏差からなる5本の線で描かれます。統計学が利用されており、ザックリいうと、この範囲で株価が推移するであろうチャートとなります。

この2つのテクニカルチャートを表記するだけで、購入しようとしていた銘柄が、高値の位置にあるのか、安値の位置にあるのかくらいは確認することができます。

ついでに紹介しますと、NASDAQの恐怖指数としてVXNというものがあります。

NASDAQの恐怖指数【VXN】

VXNは数値が上がるとNASDAQは下落の恐れがあり、逆に数値が下がるとNASDAQは安定(上昇)するといった指数となります。

この先もNASDAQが右肩上がりの成長をすると信じるのであれば、ボリンジャーバンドの下限で、VXNが高く、RSIの低い場面で購入すると利幅は大きくなるかもしれませんね。

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投資初心者には恐くて手が出せないかも知れませんが、過去のチャートを見る限りは『買い時』と判断できるような位置にありますね。

ちなみにS&P500にも恐怖指数があり『VIX』で確認できます。

S&P500の恐怖指数【VIX】

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S&P500指数に連動するVOOと、S&P500の恐怖指数VIXを比較してみました。
先ほど同様にRSIとボリンジャーバンドで確認してみます。
VIXが跳ね上がった時にRSIは低下し、S&P500は下落しています。

S&P500をスポット購入したい人は、このような時を狙うのが良いかも知れません。

株価の下落サインについては、こちらでも解説しています。

Yahooファイナンス使い方:まとめ

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Yahooファイナンスでできること初級編

・米国株・ETFの情報が見れる
・銘柄の詳細が見れる
・他銘柄との比較チャートが見れる
・テクニカルチャートを利用できる
・指標を使用して買い時がわかる
・過去の傾向を見ることができる

他にもまだまだ便利な使い方もありますので、今後さらに解説していきたいと思います。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
他にもお得情報がいっぱいですので、別の記事も読んでみてください。

ではまた、別の記事で。

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