Farm Ookawara

はじめまして。 埼玉県でこじんまりと農業をやっているFarm Ookawaraです。 …

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はじめまして。 埼玉県でこじんまりと農業をやっているFarm Ookawaraです。 祖父母の代から続く農業。主に里芋を、父と娘の二人で生産しております。 農業の様子は、インスタを中心に発信しております。 こちらでは、里芋の生産について農業日記として記録していく予定です^^

マガジン

  • プロによる、さといものトリセツ。

    埼玉県で曾祖父母の代から続く農業をしています。 現在は主にさといもを生産中です(およそ3反ほど)。 さといもの栽培方法について順を追って紹介していきます。 有料部分については、 農業日記も兼ねていますので、 具体的な肥料の名前や分量などを記録していますので 少々マニアック(?)なお話となっております。 家庭菜園規模以上でさといもを生産してみたいけど 情報が足りない…などなど必要な方が必要な情報を ピックアップしてご覧いただければと思います。

  • さといもプロフェッショナル

記事一覧

プロの里芋栽培Part-7「縄ずり」

2021年3月20日に「どだれ」、4月3日に「はすば」の植え付けを行いました。 まず「縄ずり」です。 縄ずりとは、畑に対して植え付ける作(列)や、株間(かぶま;株と株の…

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3年前

プロの里芋栽培Part-6「種芋」

今回は、3月6日、種芋の準備です。 My Farmで栽培しているのは「どだれ」と「はすば」です。いずれも、里芋の代表的品種です。 種芋は、種苗店やホームセンター、イン…

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3年前

プロの里芋栽培Prat-5「ドロクロ」

2021年2月28日、今回は「ドロクロ」です。 里芋植え付けの仕上げとして、土壌を消毒します。

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3年前

プロの里芋栽培Prat-4「畑うない-2」

2月27日、トラクターによる2回目の畑うないです。 「マキタロウ」の活躍で、堆肥を均等に撒いた畑を、トラクターでうない、堆肥や石灰窒素を土に均等に混ぜ込みます。 …

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3年前
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プロの里芋栽培Part-3「堆肥入れ」

プロの里芋栽培Part-3は、「堆肥入れ」です。 堆肥は、農作物を作成するための基礎的な肥料と考えてください。昔は、山林の落ち葉を集めて庭の角などに積み上げ、さらにこ…

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3年前

プロのさといも栽培 part-2 「畑うない-1」

天地返しに引き続いての作業は、「畑うない-1」です。 聴き慣れないと思いますが、農家では、耕すことを「うなう」といいます。 天地返しをした畑は、赤土の塊が所々に見…

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3年前

プロのさといも栽培 part-1「天地返し」

2021シーズンの、さといも栽培がいよいよはじまります。 最初に行うのが「天地返し」です。2021は、2月11日に行いました。 「天地返し」とは、畑の土を深く掘り返すこ…

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3年前

はじめまして。

埼玉県で農業をしている Farm Ookawaraと申します。 曾祖父母の代から続く農業を細々とですが 受け継いでおります😊 主に里芋と狭山茶を生産を、 父と娘の二人で行なって…

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3年前
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プロの里芋栽培Part-7「縄ずり」

2021年3月20日に「どだれ」、4月3日に「はすば」の植え付けを行いました。

まず「縄ずり」です。

縄ずりとは、畑に対して植え付ける作(列)や、株間(かぶま;株と株の間隔)を、畑の表面に表示する作業です。

現在は、縄ではなくロープを用いますが、作業の名前は「縄ずり」です。

縄ずりは2人で作業します。

作(列)と作(列)の間隔を測定するための棒と、株間を測定するための棒を用い、作業員が2

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プロの里芋栽培Part-6「種芋」

今回は、3月6日、種芋の準備です。

My Farmで栽培しているのは「どだれ」と「はすば」です。いずれも、里芋の代表的品種です。

種芋は、種苗店やホームセンター、インターネットなどで購入できますが、プロは、栽培した里芋の中から、種芋に適したもの(芋)を選んで、次の作付けの種にします。したがって、プロが栽培する里芋のDNA(遺伝子)は、何年も、何十年も、その農家で引き継がれたものです。まさに、「

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プロの里芋栽培Prat-5「ドロクロ」

2021年2月28日、今回は「ドロクロ」です。

里芋植え付けの仕上げとして、土壌を消毒します。

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プロの里芋栽培Prat-4「畑うない-2」

2月27日、トラクターによる2回目の畑うないです。

「マキタロウ」の活躍で、堆肥を均等に撒いた畑を、トラクターでうない、堆肥や石灰窒素を土に均等に混ぜ込みます。

トラクターによる畑うないは、楽ちんです。

次の作業は、ドロクロ、土壌消毒です。

プロの里芋栽培Part-3「堆肥入れ」

プロの里芋栽培Part-3は、「堆肥入れ」です。

堆肥は、農作物を作成するための基礎的な肥料と考えてください。昔は、山林の落ち葉を集めて庭の角などに積み上げ、さらにこの上に食物残渣や家畜の分などを堆積させ、発酵させて作り上げていましたが、現在では、工場等で作成され、袋詰めされた堆肥を使用しています。

作付面積、3反(3,000平方メートル)に対して、1,000Kg以上投入します。なるべく均等に

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プロのさといも栽培 part-2 「畑うない-1」

天地返しに引き続いての作業は、「畑うない-1」です。

聴き慣れないと思いますが、農家では、耕すことを「うなう」といいます。

天地返しをした畑は、赤土の塊が所々に見えて、凸凹です。引き続いて行う「堆肥を入れる」に先立って、トラクターで畑をうない(耕し)ます。

トラクターによる「畑うない」は、よく見かける作業だと思います。My Farmでは、トラクターのロータリー(回転する刃)の後方に「転圧ロー

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プロのさといも栽培 part-1「天地返し」

2021シーズンの、さといも栽培がいよいよはじまります。

最初に行うのが「天地返し」です。2021は、2月11日に行いました。

「天地返し」とは、畑の土を深く掘り返すことです。通常は、トラクターなどで畑を耕しますが、耕せる深さは地表面から20〜30cm程度です。ですから、それよりも深い地面は、年月と共に硬くなり、水捌けも悪くなります。

これを解消するのが「天地返し」です。トラクターにプラソイ

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はじめまして。

はじめまして。

埼玉県で農業をしている
Farm Ookawaraと申します。

曾祖父母の代から続く農業を細々とですが
受け継いでおります😊

主に里芋と狭山茶を生産を、
父と娘の二人で行なっております。

日々の農業の様子については、
インスタグラムを中心に発信しておりますので、
お気軽にみに来ていただけると大変喜びます^^

そして、こちらのnoteでは
里芋の生産方法を中心に記録していく予定です。
農業

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