「自分勝手」から「自分らしさ」へ踏み出す第一歩
「自分らしさ」を失ってると「自分勝手になる」。ではどんな風に「自分勝手」と付き合っていくと「自分らしさ」へと繋がっていくでしょう?
「どうして「自分らしく」生きられないの?」第3回です。
「これって自分勝手?」と振り返る
「自分らしさ」をガイドする教えやコーチング、自己啓発が濫立しているなか、「自分らしさ」といいながら「勇気を出して、それまでできなかったことしてみよー!」みたいな教えもあったりします。
それはそれで面白いです。ただ、その時に、それが「自分らしさ」に繋がっているかどうか、一旦停止すると、自分らしさへの道がもう一歩進むかなあと思います。
つまり、
やりたいことをやってみて、そこにあるのが「自分勝手」か「自分らしさか」をきちんと自分で振り返る、ということです。
いくら名コーチや、名セラピストが「自分らしさを取り戻すには、こうするといいよ」と教えてくれたとしても、それが自分にとっての「自分らしさ」になるかどうかは全くわかりません。なので、「やりっぱなし」にしないで、ちゃんと自分で一旦停止&振り返る、です♪
「自分勝手」の気づき方は、昨日も書いたけれど、相手と水平目線になっているか、相手と自分のいずれかを(ブチ)壊したり傷つけたりしてもいい感覚があるかどうか、です。
「自分らしさ」か「自分勝手」か....この感覚は、とても微細ですから、最初は気づきにくいでしょう。また、気づく前に行動しちゃっていることもあるかと思います。
なので、最初のうちは、基礎固めとして「やりたいこと」をする時の「自分の状態に気づく」という練習をしてみることをオススメします。何か特定の1つを決めておくといいかもしれません。小さいことのほうがやりやすいかも(目配りのポイントは↑の前回にあります〜)
たとえば、私は「ご飯を食べたい」と思うときは、とてもフラットでいい感じです。が、「チョコレート食べたいっつ!」という時は、たいていイライラしています(笑)。つまり、「チョコレート」は「自分らしさ」につながるものではなく「ストレス解消」だということです。
「自分勝手」に気づいたら、そんな自分を赦していこう
自分のやりたいことが「自分らしさ」というよりは「自分勝手」であることに気づく、というのは、自分が「ストレス解消」をしていることに気づく、ということに繋がります。
そうしたら、「自分勝手をしたいくらい(ストレス解消したいくらい)、自分らしさを失っていたね」「それくらい自分らしさを失って苦しかったね」と自分に寄り添うことができますね。
まず、ここからはじめていけばいいかと思うのです。
「自分勝手」に気づきましょう、といっているのは、「自分勝手」をやめましょう、と言っているのではありません。
「自分勝手」の存在を自分に赦してあげることは緩やかさを作り、まだ見出されていない「自分らしさ」へと導いていくことでしょう。
というわけで、今日の一言。
やりたいことをやってみよう。
そこに「ストレス解消」の感覚があったら、まずはそこに止まろう。
「自分らしく」生きることに焦る必要はないよ。
ちなみに第1回はこちらです。
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