元旦はパワーがある場所で
今回の四国旅行で実は1番行きたかった場所が高知県安芸市の伊尾木洞でした。
元旦は早朝から大歩危峡を出発して、途中色々立ち寄りながら室戸岬まで。
伊尾木洞(洞窟)は周辺が海だった頃、波の浸食により出来た天然の海食洞だそうです。
約40mほど洞窟を進むと、その奥は渓谷に続いていて普段は足を浸すくらいの水が流れ出ています。
私は岩をピョンピョン渡りながら、足元は濡れずに進むことができました。
伊尾木洞の前に、通り道の『龍河洞』に立ち寄ったのですが、実はそこの洞窟内で人生初のパニックが起きてしまい(いつか書きますね。)もう洞窟はこりごりな精神状態でした。
楽しみにしていた伊尾木洞を諦めるかどうか悩んだのですが、伊尾木洞は洞窟といえどもすぐに外に抜けられるとのことだったので意を決して入りました。
洞窟を抜けた先には、木々が屋根を作ってくれていて、優しい木漏れ日の中を森林のマイナスイオンを浴びながら歩きます。
最高の景色に、まるで異次元にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
先ほどの動悸はまるで起こらず、むしろ、最高!!!・・・伊尾木洞!!!
その美しい景色に魂が細かく震え昇華していくのが分かるほどでした。
こちらの岩🪨、すごくチャーミングで思わず立ち止まってしまいました😊
途中ロープを使って岩を降りる箇所もありましたが、足元が滑らないように注意を払って慎重に進みました。
ここにはきっと仙人や妖精が住んでいて、皆で元旦を祝福しているようでした。
小さな滝まで辿り着いたら、あとは山を少しだけ登って帰り道へ続きます。
去年のお正月は地元沖縄で過ごしたので、まだ薄暗い早朝に海まで出かけ、初日の出を拝みました。
でも確か曇り空で、はっきりとした日の出は見られなかった記憶があります。
2024年元旦。この日の太陽は神々しい。
こんな谷底の茂みの場所にいても平等に照らしてくれている。
私は足を止め、思わず手を合わせ元旦の誓いと感謝を述べていました。
この山を登った先にはしっかりとした木製の橋が架かっていて、昨日の『かずら橋』とは違い一気に渡れました^^
次なる目的地『室戸岬』までの車中、伊尾木洞の感動話で会話が盛り上がり、1度も話題が途切れることもなく長距離移動ができました。
そしていよいよ室戸岬に到着!!
室戸岬の波は力強くダイナミックですね!
寒さも忘れてしばらく見惚れてしまいました。
そうそう、普段から室戸海洋深層水のニガリを愛用しているので、今回初めて現地を訪れることができて嬉しかったです😀
豊かな海も山も、四国よありがとう♡
伊尾木洞、また必ず行くね。
お読みいただきありがとうございました⭐︎