2024年 6月・7月
6月
合唱部
6月5日(水)18:30~20:30 指揮:山本則幸
@釜ヶ崎芸術大学(ココルーム)の庭
参加人数:13人
<スタッフ記録より>
名前を呼び合うところからスタート。ゲストハウスの海外ゲスト3名参加。エルザはボンゴを叩いた。
今日歌った歌
ケセラセラ
広い河の岸辺(the water is wide)英語バーションと交互に。
ふるさとの歌
休憩
悲しくてやりきれない
故郷の話をしよう
釜芸校歌
釜ヶ崎オペラのテーマ
ふんが行進曲
あなた
あたらしいうた(ロングバージョン)
海外ゲストは休憩のときに退出。前半にもう少し盛り上がる曲をやれたら良かったかもしれない。
(げん)
<受講生の感想より>
通りすがりで始めて参加させてもらいました。楽しい時間でした。また来たいです。
歌うと心が晴れます。嬉しくてたまらない。
たのしかった。i like singing so it was fun to share this.
ニシナリ多文化共生事業だんらんっらんっ!
6月15日(土)14:00~16:00 ゲスト:ビスカルド篤子
@釜ヶ崎芸術大学
参加人数:15人
<スタッフ記録より>
前半、篤子さんのお話、「もし自分が国外へ逃げなきゃいけないとき何を持って逃げるか」のワークシートをする。休憩を挟み、4人〜5人のグループに分かれ、グループ内で感じたことを共有する時間。そのあと全体共有→振り返り。(ふうゆ)
<受講生の感想より>
Really Appreciate! Thanks the oppotunity to learn and comunicate each other. 今回もありがとう!
本日は難民のことを聞いてとてもかなしい気持ちを持っています。難民のことは前に全然出会うことがなくて、自分の周りでは難民のことについてどんな考え方を持っているだろうか。今とても興味があります。もしかして台湾では難民がいれば台湾人どんな考え、行動をしますか?
難民の人たちのことを考える機会になりました。でもやはり自分のこととして心がふるえるまでにはならない自分がいます。
狂言
6月21日(金)14:00〜16:00 講師:茂山千之丞
@太子老人憩いの家
参加人数:18人
<スタッフ記録より>
能、狂言は700年前から途切れることなく続いている伝統芸能で、狂言は能の幕間に演じられる軽い喜劇。立ち方・かまえ・すり足・座り方・立ち方が動作の基本、いつもそれを習うところからwsが始まる。次に声を出して笑い方・泣き方を、それに動作をつける。型が決まっておりわかりやすくなっているが、やってみるとなかなかできない。毎年参加しているのに、、、 それでも声を出すのはやはり気分がいい。休憩をはさんで、「木に登って柿をもいで食べる」「扇子を使って酒を飲む」「薮に分け入る」など。最後は「蝸牛(かぎゅう)」の中に出てくる囃子詞をおそわり、振り付きでうたいながら、部屋をぐるぐる回った。アメリカ、フランス、台湾、いろんな国の人たちと日本の伝統芸能を楽しんだ。(しょうゆ)
<受講生の感想より>
狂言は小学生のときに見て以来触れる機会がなかったので初めて知ることが多くとても興味深かったです。本番に向けての練習のようなものがほとんどないということは驚きでした。動きも難しい部分が多くこの動きが身体に染み付いているのは本当にすごい世界だと思いました。ぜひ機会があれば見に行きたいです。本日はありがとうございました!
こんにちは、今日はとてもたのしかった❣️ちっとむずかしいですが、よくわらいました。今日はありがとう。I thought it would be a boring lecture,but this was much more inferactive and exciting. I am glad I now know about kyogen.I look for ward to karning more about Japanese arts!
It's my first time to know this interesting Activities. It very cool to attend this event. I hope every body know KAMAGEI.
カマン!夜回り
6月25日(火)
16:00 おむすびづくり 20:00 夜回り
18:00 夕ご飯 21:30 終了予定
おむすびづくり会場:釜ヶ崎芸術大学 参加費:2,600円
参加人数:17人
<スタッフの記録より>
参加費をもらって開催する初の夜回り。おにぎり作りや手紙を書く時間を通さず途中参加の人が多かったこと、人数が多いことからまちをじっくり歩くことやおにぎりを渡す機会も少なくなってしまうこともあり今回からは参加費をもらうことにした。やはり今までより参加人数も少なく、そのぶん一人一人が握るおにぎりが増えたり、じっくり手紙を書く時間を持てた。途中参加の人もおらず、最後まで参加してくれた。いつもは1袋ずつしかおにぎりを渡せないくらいの参加者だが、今回は1人4袋くらい渡すことができて、回数を重ねて心の変化をみつめた人もいた。(ふうゆ)
<受講生の感想より>
今回は2回目夜回り参加しました。世界平和は大事です。だから自分できることから、も大事です。Share Love Communicate with each other. "God make don't , but dirt dont hurt." Thanks for the people we meet, everybody.
ホームレスの方々は、小さい頃より私にとって怖い存在でした。1人目の方、眠られているかと思い枕元にそっとおこうとしたときにゲンさんがその方に話しかけていただいたおかげで、キチンと声をかけてお渡しすることができました。きっと怖かったんだと思います。
「あなた」として出会えなかった。「◯◯さん」あくまでもホームレスの彼ら。”They"としてみることしかできない。おにぎりよりも先に手紙をみていたあのおじちゃんは何を思っただろうか。何を感じただろうか。何がその人の「幸せ」なのだろうか。
ココルームってなんなん?
6月30日(水)14:00~16:00 オンラインあり
進行:嶋田康平 社納葉子 永井玲衣 立ち合い:上田假奈代
@釜ヶ崎芸術大学
参加人数:28人
<スタッフ記録より>
参加者が多かったけれど、やはり名前を呼び合うことから。永井玲衣さんの進行で、まず「最近のかなよさん」の話を聴いた。昨年の秋から体調不良、不正出血、検査、突然自分が居なくなること、仕事のセーブ、事業承継についてより深く考えるようになったという。今日の進行役の3人の理事も「代表理事がいなくなったら?」をそれぞれに考えたという。「副理事として後を引き継ぐのか」「大阪在住の理事を探す」「自分が何を引き継げるのか 誰がいなくても地球は動くけれど」。かなよさんもココルームを作ったことで、いろんな人からいろんなことを引き継いできたという。釜芸の発案も2年後に主要スタッフが辞めた後を引き継いだ。次に、参加者を3〜4名の4つのグループに分け「何かを引き継いだことがあるか」を話し合った。会社、合唱団を引き継いだ。結婚して料理の味を引き継いだ。引きこもりの弟に旅の話をして好奇心を引き継いだ(弟は旅に出た)。などなど。<休憩>その後、永井さんから「ココルームから引き継いだことはなにか?」を考えるという提案があり、関わりの長い永井さん自身やかまぷ〜、スタッフ、3日連続で通っている大学生が、自身とココルームとの関わりと引き継いでいると思われることをそれぞれの立場と視点から語った。そして、進行者それぞれから総括を語り、終了した。この会はなんらか結論のようなものに到達するものではないが、継承ということの意味合いを考え、考え直す機会となり、また意識づいていくことでなんらかの変化を生むものであるのかもしれない。
<受講生の感想より>
そのとき考えたことや思ったことをみんなに聞いてもらいながら(安心して)話すっていうのは案外ないことだなあと思いました。あたりまえに釜芸にあるけどここじゃない場所でもひきつぎたいなっておもうことのひとつかもしれません。
ココルームを訪れるのは今日で3回目ですが、事業の引き継ぎが、カナヨさんがもしいなくなったらどうするか?というが喫緊の課題となっていることを初めて知りました。また私はココルームで働かせてもらうことともなり、上記の問題がある中で、私はスタッフとしてどうかかわり、何を考えていけばよいのかを頭に置かねばならないと思いました。ここに関わる上で、これまでの私の人生をふりかえったとき、何らかの仕事をしたり、学業にとりくんだりするとき、私個人の「強さ」や「能力」を過大視していることに気付きました。何か仕事をまかされたり、背中を押されたりするとき、その仕事は私の能力に見合ったものか、わたしにはできるのか ということを基準に、決断にとまどい、その仕事を拒否することが多々ありました。このような私の姿勢と照らし合わせると、ココルームの「弱さ」を開くということや、「頼ってもいい」というスタンスは新鮮でした。個々の「能力」を「関係」のうちに拡散させるということをスタッフとして行なっていきたいと思います。
承継について、たとえば家族・親族間では話しにくいことでも話せるときに話せる方がいいなあと、家族も組織も。その時は突然来るかもしれないけど、話したことは、承継のため以上に、いまの糧になるのでは?と思いました。
7月
合唱部
7月3日(水)18:30~20:30 指揮:山本則幸
@釜ヶ崎芸術大学の庭
参加人数:12人
<スタッフ記録より>
演奏楽曲。1、イマジン。いつも前半で釜芸の曲をやらずに外国の参加者が帰ってしまうことがあるので、前半に釜芸の曲をやれたらいいとリクエスト。釜芸のオリジナルをさらう。そして、ガサキ節。19番までやって休憩。29番までやって、14番から29番までを通す。最後にでぐさんが持ってきた、谷川俊太郎作詞、その息子さんの谷川賢作作曲の長野原中学校校歌をやって終わる。校歌っぽくない、ポップスぽくもない、いかした曲。(げん)
あいりんセンタースケッチ会
7月10日(水)14:00~16:00 進行:前川絋士
@西成労働福祉センター
参加人数:16人
<スタッフ記録より>
センター建物内の入り口付近で、椅子を並べて輪になってスタート。釜芸の説明や名前を呼びあった後、スケッチ会の話にうつる。1時間くらいスケッチをする時間があり、あいりんセンター周辺でそれぞれが書きたい場所やものを見つけて、描いていった。天候が怪しかったが、スケッチの時間には雨は上がっていて、外に出て描いている人が多かった。建物の中から描く人も数人いた。前川さんは画材・色鉛筆・クレヨンなどを持って、参加者を見て回り、追加で道具を渡したり絵のアドバイスが欲しい人に応えたりしていた。参加者は、それぞれ絵に熱中している様子だった。
その後、各々が作者名と題名をかいたキャプションを作り、柱に展示していった。展示のそばに一人一人が立ちながら、どんな場所を描いたのか、なぜそれを選んだのかなどを話して、前川さんが言葉を付け加えていた。同じ瞬間でも一人一人切り取る場所や場面は全く違って、スケッチ会を通していろいろ考えをめぐらす参加者も多かった。また、絵を描いていると、労働福祉センターにいるおじさんたちも、気になって声をかけてくれたりポスターやチラシを眺めていたりした。スケッチ会終了後、展示を整えた。
(きょうか)
<受講生の感想より>
センターは壊されてしまうようですが、はじめまして!という感じがします。ビルの裏側にも花壇の植物にも道路や外を通る人にも穏やかな時間が流れていました。おにぎりの包みのゴミが風にまって、ちょっとおしっこ臭い匂いもして、きっと五感で感じていたと思います。
見る・書く・描く・考える・変える・変わる、いくつかの事が別々のように感じるのが、実は1つのことだと実感しました。みなさんの表現がすばらしかった!
It's interesting how(from the same point of view)we all created very different sketches.I feel like,more than a drawing workshop, it's been more a fun resson about empathy…Thanks for the great experience!
呱々の声⇄人
7月15日(月)14:00~16:00 進行:江藤まちこ
@釜ヶ崎芸術大学
参加人数:15人
<受講生の感想より>
記憶と体がクローズアップする仕方が面白かった。セーファープレイスの呪文もかかったなという感じがして安心して思い出せました。これからどんな体になっていくのかも思いを馳せました。
体を動かすことで知らなかった自分と他の方々に出会えたような気持ちになりました。真似をする事がうなずきと言っておられたのもすんなり入ってきました。よりそうイメージ。
手紙を書く会
7月23日(火)19:30~20:30 進行:しょうゆ
@釜ヶ崎芸術大学
参加人数:14人
<スタッフ記録より>
夕ごはんを片付けてから、小上がりのテーブルにはがき、便箋、筆記用具を並べる。ゲストのTさんが自分で描いたオリジナルの葉書を寄贈してくれて、はがきを選ぶのも楽しめた。夜の時間で参加者が来るかとおもっていたが、意外にもたくさんきてくれた。夜だから来られた人もいたようで、手紙を書いたり読みあったりするのは、案外夜向きな講座なのかもしれない。次は後期。(しょうゆ)
<受講生の感想より>
手紙を書く機会がほとんど無いので、ゆっくり受け取る相手に何とかくか、思いをよせる時間、失われていた大切な時間、時々この大切な時間を思い出し続けたい。
良かったです. 本当です. ありがとうございました。
ひとりひとり、いま、ここで、だれかの存在、何かの存在と向きあって、なかなか ことばにならないものを ことばにして語りかけるように、めのまえの 一枚の紙と向き合う姿、が、よかったなあ。てがみをかく、ことばにする、とつとつ と。
合唱部
7月31日(水)18:30~20:30 指揮:山本則幸
@釜ヶ崎芸術大学の庭
参加人数:16人
<スタッフ記録より>
今年の夏まつりにうたうのは「釜オペのテーマ」「あなた」「ふるさとの歌」「あたらしい歌」「ふんが行進曲」「校歌」「ヶ崎節」「悲しくてやりきれない」「聖者の行進」「アメイジンググレイス」「島唄」。本来は8月第1水曜日が合唱部だが、違う講座が入ったため、一週間早くなった。次回は発表当日の16:00〜。暑さがきびしいので体調を崩さないように本番にのぞみたい。(しょうゆ)
<受講生の感想より>
オリジナルソングが多くて、とても楽しかったです!ハモリの練習まで本格的にしていて、久々に合唱を楽しめました。1番はやっぱり校歌‼︎!
暑い夏の夜に声を出して、すこしずつお腹から出るようになって、汗がポタポタでてきて、最後の方は足をふんばってきもちよく歌ってました。好きに歌いました。でも一人で歌うより力が湧いたと思います。