【セッションレポート】心からの約束のために、光を超えたあの日。
いつもありがとうございます。天と地を繋ぐツインレイライトワーカーⓇ&ヒプノセラピストあかりです。
百閒は一見にしかず、と言いますが、今回はふたつの意見を持たざるを得なかったセッションでした。
「あなたの過去世は、お相手とこんなことがありましたよ」と正確に言われる何十本もの霊視セッションレポートよりも、ご自身の眼でお相手との過去世を確かに「目撃した」「体験した」一本のヒプノセラピー・セッションのほうが、遥かに魂が震えると言うこと。
一方で、サイレント期の女性たちにはどうでしょうか。たとえ彼との過去世、彼の想いが捉えられなくても、同じ境遇の男性側の言葉が百聞の一つに過ぎなくても、サイレント期間中の女性たちにはどれだけ心慰められることか…と言うことなのです。
百聞は一見に如かず、同時に、一聞も大変な宝。その両方を強く実感したセッションでした。本日のクライエント様をLさんとさせていただきます。Lさんは、ヒプノセラピー・セッションにいらっしゃる数少ないツインレイ男性でした。
ある日を境に世界が変わる
実はツインレイ男性もサイキックです。しかし、そこに蓋をして、現実世界をポーカーフェイスで渡っていく仕事のできる人、成功している人が多いです。
Lさんも確かに事業で苦しみながらも、ここまで来て成功を果たしてきたのですが…
何年も前、卒業を機に会えなくなった女性がいました。お互い大好きだったのに、両片想いのまま学生時代は幕を閉じました。
なのに、ある日突然お相手が夢に出てきたのをきっかけに、さまざまな不思議現象が起こりだします。すると、あれよあれよと言う間に、何十年ぶりに再会できてしまった…しかも、なぜかLさんの顕在意識で覚えていないようなやりとりが、今もLINEに残っていると言う…
「あぁ…宇宙さんの采配ですね😊」
愛情溢れた心清らかで優しいLさんと、夢に向かって猪突猛進していくお相手。「僕が女子力高くて、お相手が男性的な、あべこべの関係なんです」苦笑いしながらおっしゃいます。
言葉の奥にある何か
ひとつ、Lさんがお相手からいつも聞く言葉がありました。
「信じてる。待っているからね」
確かに屈託なく、カラッと言ってのけるお相手。
それでも。
なぜか、あかりはその言葉が気になります。「Lさん、よかったら、彼女が常に寄せてくる『待っている』について、探ってみませんか。今世再会した理由がわかるかもしれません」
Lさんは、魂が別れるところを見たいとのことでしたが、その場面を見た後に、過去世に飛んでみることになりました。
(今回こちらには、過去世のみ、掲載させていただきます)
セッション、スタートです。
水もしたたる伊達男
過去世に飛んだとき、見えたものは海岸。海岸に生える松。「●●の松原」と言った名称に相応しい美しい場所。江戸時代の日本に辿り着きました。
Lさんは、ちょんまげが映えるお侍さん?身なりが素敵でとてもキチッとしています。粋ないで立ちで旅をしているようにも見えます。しかし、スーツをシックに着こなす、今でいう丸の内を闊歩するヤンエグ君にも見えます。しかも、かっこいい!いわゆる当時の伊達男ですね。
Lさんはその海沿いの町でいつも立ち寄る茶屋がありました。どうやら、その町はお伊勢さんへ行く道が貫くような城下町でしょうか。その茶屋には、赤い着物に身を包んだ、可愛らしい女の子がいました。お歳は…12歳、13歳?まだ世間も知らないような生娘(きむすめ)です。
そう、今世のお相手です。
少女は、Lさんを心から信頼していました。少女は、時にここを訪れる「旅人」のLさんを心から慕っていました。少女はこれが「愛」と言う感情だとは知らずに、ただ純粋にLさんに想いを寄せていました。
さて、Lさん…
セッションで少しずつ分かってきたことがありました。彼は、遊び人の旅人ではなかったのです。あかりもそっと、「もしかして、松尾芭蕉のような遊び感覚をうわべで見せながら、実は間宮林蔵のように測量に携わるような…そんなお仕事でしたか」質問を投げかけていました。
あなたは、何者?
スパイ。
一言、Lさんが呟きます。
時代は、江戸の後期。体制を維持するために、幕府を誹謗中傷するような危険分子を取り締まるお仕事をしていたのがLさんでした。素性を隠しながら、スッと取りしまる。実際に、とてもお仕事のできた男性でした。中央に留まることはせず、地方を渡り歩く「現場のエリート」と言ったところでしょう。Lさん自身がこの仕事は「素晴らしいのだ」と啓蒙されて一心にその道を歩んできた感があります。
Lさんが無我夢中に仕事に突き進むように、少女も一筋にLさんを慕っていました。少女の知る大人の世界はLさんだけだったことでしょう。少女は、Lさんに頼まれたことをただ純粋に「お慕いする想い人」のためにやっていました。
「~屋の●●さんが、お役人さんの文句を言っていた」そんな茶屋を訪れる人々の情報を、何もしらない少女は、ただ純粋にLさんに流していました。
だって、お慕いする大好きなLさんだもの…
別れ
「Lさん、少女はあなたと一緒になれる日を望んでいるようですね。」
しかし、Lさんは「無理だった」と言います。年の差があって…と言葉を濁し始めたLさんでしたが…
「Lさん。もしかして、女の子から去りましたか。ある日突然。仕事を選んで…」
ふとあかりが、声に色をつけず問います。
あかりが言い終わるか終わらないかのところから、溢れ出た男泣き。
嗚咽と涙をすする音だけが響きます。
Lさんが訪れる日を心待ちにしていた少女。
Lさんご自身は、少女を利用している罪悪感に苛まれながらも、職務を全うしていました。仕事に生きてきたLさん。一生土地から土地へとめぐり、男独り人とふれあうことなく、この人生を全うしたい、そんな思いで仕事に邁進していたLさん。
そんな中での少女は、Lさんの心を大きく占めるようになって行きました。
仕事に邁進したい、仕事が…
成功したいんだ…
「僕は、彼女を捨てたんです。仕事のために」
号泣するLさん。そこで流したものは、その過去世で癒せなかった一生分の涙だったかもしれません。
その後、少女とは一生会うことなく…。
しかし、少女はただLさんを信じて待っていた…そんな生を終えました。
贖罪
もうどうにもならないほどの涙と、やるせなさ…。
あぁ、だから、彼女はいつも「待っているね。信じているよ」だったのか?今世の出来事が、すこしずつ線になっていきます。
この過去世を光に還すために、最高最善の過去世に飛ぶことになりました。
しかし、飛んだ先は、ヨーロッパ?
小さな朽ちた感じの教会にいます。西洋の古い時代のキリスト教教会です。
女神像が煌々と光を放っています。Lさんが手を合わせ、ひたすら祈っていた先は女神像。マリア様かも知れません。
なぜ、マリア像?いえ、実はマリア様に祈っていたのではありませんでした。
心の中で捧げていた祈りは、ただ一心にお相手に対してでした。
次第にLさんのお心は満たされていきます。
統合
吐息しか聞こえないような、静寂のなか、ふと、Lさんが呟きます。
「委ねるって、こういうことなのかな…」
すべてを委ね、想い、祈り続けたさきには、幸福感しかなかった。
他には、なにもない。
あぁ、これが愛なのかも。信じる愛。信用する愛。委ねる愛…
Lさんは光に還る体感します。黒だった自分を白に戻して、中和する、統合です。
光をハートに落とし込んだときでした。
届いたメッセージは、刹那的なものでもすがるものでもなく、ただ信頼のなか安定の愛のなかのものでした。
「待っている」「信じて待っているよ」お相手から。
「必ず会えるよ」Lさんも、確信をもって答えました。
あぁ、光を超えたんだ…光を超えた先の、心からの約束、確かな約束でした。
あ…タイムラインが変わったかもしれない。そんな直感を得ながら終えたセッションでした。
Lさんの魂の旅、どんどん進まれていくことでしょう。ツインレイ・プログラムの同志として、心からのエールをお送りしたいと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました😊
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