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【セッション・レポート】父が死んでくれたら…
Love actually is all around.
(愛はどこにでも溢れている)
ー 映画 『ラブ・アクチュアリー』より
ご訪問いただきありがとうございます。
ツインレイ・ヒプノセラピスト&天と地を結ぶヒーラー、あかりです。
セッションにて。
(ご相談者さまのご厚意にて許可をいただき、掲載させていただいています)ツインレイセッション5回コースで受けたくださったご相談者様。
ひとみがキラキラ、お目眼のクリッとしたとても可愛い女性です。この方の笑顔だけでも地球は何次元も上昇するのではないか??と思うくらい、笑顔の素敵な方です。
さて、今回のセッションでは「心に隠れたトラウマ」を探しにいく旅をご提案します。
ふと、ご家族の事について伺ったときでした。
ご両親が常にこの方を行く末、日ごろの行動を案じている様子が伺えたのですが…。
「父とは距離を置きたいんです」
「父が死んでくれたら、みんながホッとすると思います」
先ほどの笑顔から一転、伏せがちな瞳の奥にはお父様に対する不信感、恐怖と言ったものが…。
この方が抱えていらした心の『闇』が、今まさに頭を出そうとしたのでした。
過保護じゃなくて、過干渉。
しかも過干渉なくせに、「こんなにもお前にしてやっているんだ!」と恩着せがましいんです。なのに、横暴で、言葉の暴力だけにとどまらず…。どれだけこの家から逃げたいと思ったことか…。
……
今回のセッションでは、過去世ではなく現世退行をして幼い頃へと還ることになりました。
「キツいな…と思ったら、すぐにストップしますので、おっしゃってくださいね。」
穏やかな中にも、何か腹を据えたご相談者さま。さあ、誘導して行きます。
始めに辿り着いたのは、産後まもないご相談者様がベッドの中から見えてきた光景。台所で長ネギを切っているお母さんがいます。
お母さんに意識を集中すると、
「産まない選択をしなくてよかった」「産んでよかった。何とかして、この子を守ろう」と言うポジティブな意識が入ってきます。
このご夫婦は、第3子のご相談者さまを身ごもったとき、経済的な理由から、「育てられないかもしれない」と言う不安に苛まれていました。
「産まない」選択もある…。
しかし、若いご夫婦を助けるべく、ご親戚の方が経済的にも物質的精神的にもあらゆる支援の手を差し伸べてくださったようです。
そして、お父さんは…
手に職を持って、会社でバリバリ仕事をしていたのですが、どうしても合わなかった当時。家族をささえるべく、一発奮起、脱サラへ。
上のお子さんを朝保育園へ送り届け、昼は病院へ見習いへ。夜はそのまま学校へ行き学ぶと言う生活をしていました。
教育は人生の礎(いしずえ)。子ども達には、良い環境で学業に励んでほしい。
お父さんが3人のお子さんのために、昼夜必死に働いている当時の光景が広がります。
肩も上がらぬほどの疲労、でもどうにかして家族を支えたい。。歩けなくなるほど足がむくんで、疲れが取れないまま迎える毎朝。。
でも、どうにかして、将来は家族に楽をさせたい。。
鞭打たれ疲労をきたしたお父様の体からは、その想いだけが響いてきます。「家族を守りたい」
「あぁ…私は父に愛されていたんだ…」
涙に目をかすめたご相談者様が発した一言でした。
現在のご相談者さまと同じ年代ぐらいの当時のお父様。
必死に生きるお父様の、不器用な愛が燦々と降り注いでいたのを目の当たりにした瞬間でした。(続く)
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
(セッションのお申し込み等はこちらから)
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