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【セッションレポート】何があっても、ツインであって欲しいの!…涙の先に見た、魂からのメッセージ

いつもありがとうございます。天と地を繋ぐツインレイライトワーカーⓇ&ヒプノセラピストあかりです。

サイレントに入りたての頃、多くのツインレイ女性が悲しみを受けとめられる余裕がなく、心の刃(やいば)を外に向けて目の前の大切な人々を、そしてご自身をも傷つけます。

本日は、周囲の人に「この二人はもうそろそろゴールだろう…」と言われていたのに、青天の霹靂、お相手が元カノと結婚をしてしまった女性が、ツインレイ・ヒプノセラピーのセッションにいらっしゃいました。こちらのご相談者さまを以降Hさんとさせていただきます。

実は初めてのセッションのとき、Hさんはご本人が回顧した中のお言葉を使わせていただくならば、「半狂乱で」ZOOMに入室されました。
怒りで感情が止まらないと言った感じです。

Hさんとお相手は、職場の同僚でした。
彼をチームリーダーとしたHさんたちのチームは常に好成績をあげていました。そして誰もがお二人の相性のよさと恋人でも夫婦でも、同志でも兄弟でもある二人の絶妙な空気感を敏感に捉えていました。そして、いつしかお二人の幸せな未来も応援するようになりました。常にみんなに「いつ結婚するの?」からかわれては照れるお相手と、満身の笑みのHさんの姿がありました。

なのに…

会社に来なくなるお相手


GW過ぎから、お相手の様子がおかしくなり始めます。
気分のむら、躁鬱を繰り返すようになり、心療内科に行くようになります。
そして、ある日を境に会社に来なくなったのです。
Hさんが何度LINEをしても、既読にもならなくなります。
会社を休み始めてから何週間たったでしょうか、ついに、お相手はそのまま離職することになりました。

左指のそれは…!?


最後に会社に来た時、みなが仰天します。
なんと、お相手が結婚していたのです…!え?Hさんとのことは?
職場のみんなもお相手の左指に光る結婚指輪に声も出ず…

お相手は、前の職場の人たちと一切の連絡を絶ち、Hさんも二度とお相手と連絡が取れないままになってしまいました。

そんなとき、あかりのセッションに駆け込んでこられたのが、Hさんです。
「一体何が何だかわからない!いったいどうして?」ZOOMに入室されるや否や、席を切ったように話すHさん。ハートチャクラが本当に傷ついています…。

「彼は今までの人と違うんです。彼が私のツインレイだと思っていたんです。お願い!彼がツインレイであって欲しいんです!」泣きながらHさんが、悲痛の叫びにも似た心のうちを訴えます。

彼がツインレイであって欲しい…

そんな絶望の中にも1ミリの希望をたぐり寄せるかのように、お二人の過去世を巡る旅へ、セッションはスタートしました。

霧のかかった橋


Hさんが最初に立ったのは、大きな石の橋。ロンドン橋のようです。しかし、その橋はもっと大きくて…東ヨーロッパの都市にかかる橋のようにも見えます。霧がかかっていて、前が良く見えません。

不安ななかにも、かすかな光を見つけるHさん。どうやら、橋の向こうにロウソクを持った存在がいます。金髪で青い目をした少年…こちらに向かってほほ笑んでいます。首元に赤いスカーフ?船乗りでしょうか…

「彼です!絶対に彼です!」すぐさまに反応するHさん。
その青い目の少年に歩み寄ろうとしますが、なぜか距離が縮まりません。なぜ?
Hさんは必死に走り寄ります。しかし、手を伸ばしても伸ばしても、少年に届きません。

そのときでした。
「あ?!」

少年が、あともう少し…と言うところで、一瞬にして青い鳥に変わってしまったのです。
空へ空へと飛び立つ青い鳥。
Hさんは諦めません。「まって、●●君!」

筋金入りのお姫様


少年を見失ったHさんですが、ひとまずご自身がその時代にどのような人物だったのかを確認することになりました。
Hさんは、その時代お城で大切に育てられていたお姫さまでした。この少年、実はお姫様のお城に出入りしていた、香辛料売りの少年だったようです。

歳が近いこともあって、二人はとても気が合いました。月に一度お城に来る少年は、海を渡って見たものをお姫様に話します。お姫様はその話を聞くのが大好きでした。外に出られないお姫様。海を渡り、見聞を広める少年。

当時、女性に教育などは愚問で、女性に学を付けさせてはいけない風潮がありました。だからこそ、好奇心旺盛のお姫様は、少年から聞く海の向こうの世界にワクワクしました。「私の知らない世界。そこにも多くの人の営みがある…なんて素敵なの?!」

しかし、王様(その土地の領主で、彼女のお父様)は、次第に多くの情報をもたらす船乗りの少年を疎ましく思うようになりました。もうすぐ嫁入りの時期なのに、ダンスに興味もなければ詩を読むこともしない。なのに、東方の見聞となると、目を輝かせるだと…?王様の少年を見る目は、次第に厳しいものとなって行きました。

彼はどこに?


収穫祭を終えたころ、お姫様はまた少年が城に香辛料を持ってくるのを心待ちにしていました。「次に海を渡るときは、私が刺繍をしたハンカチを一緒に持って行ってほしい。ハンカチの私も一緒に旅に出るの!」

しかし、少年がお城を訪ねることは2度とありませんでした。
お姫様は何日も少年が来るのを待ちました。何週間、そして何か月も…。
「どうしてあの方は、いらっしゃらないのかしら…」
涙ににじんだ空を見上げたときでした。青い鳥が、目の前を飛んでいきます。
「あの鳥は?なに?」

「Hさん?あの鳥…あなたの知っている人ですか?」あかりが静かに尋ねます。
「…彼です。お父様に殺されたの。私の結婚に邪魔だからって…」
さめざめと泣くHさん。
あの青い鳥は、少年が天に召された後、ほんの何秒か許される時間、鳥としてお姫様の前に現れることができる時間でした。

僕は恨んでいない


Hさんは涙が止まりません。「お父様が私のために、彼を殺してしまった…」絶望に苛まれるHさん…
しかし、青い鳥となった少年は、なんの恨みもつらみも残していませんでした。
「泣かないで。僕は今こうして青い鳥になった。お陰でどこまでも自由に飛んでいけるんだ。僕の好きなように生きることができる。君も同じだよ。君も好きなように生きていいんだよ。」

Hさんがすかさず言い放ったのは、
「待って!あなたは私のツインレイでしょ?!」

着地点は、なに?


青い鳥になったお相手は優しく、そして静かに答えました。
「王様直属の栄誉ある船乗りなのかよりも、ただ自由に空を飛べればいいんだ、僕は。それなら、ツインレイかどうかよりも、お互いの気持ちをただ大切にしてほしいんだ…

Hさんは嗚咽が止まりません。
「ならば…愛している。あの時、言えなかったの。愛しているって…」
Hさんが言い終わるや否や、青い鳥は光となって消えていきました。

結局、ツインレイであってもなくても


かなり長い間一人涙を流し続けたHさん。
沈黙を破ってあかりに伝えてきたことは、
「あかりさん。結局ツインレイであってもなくても、好きならどうでもいいんですよね。私、保険証というか、グリーンカードと言うか、永住権と言うか、何か私の後ろ盾が欲しいだけだったんです。それがあれば、必ず彼は私の所に戻ってくる…みたいな。ツインだったら、絶対に成就するはずだ、みたいな。でも、ツインレイであってもなくても、好きなものは好きで、そんな後ろ盾なんて、どうでもよくて…。わたし、本当に彼を愛していたんです。心から愛していたんです、だからこそ、その見返りが欲しかった。でも、そんな見返りをもらう前に、私たちは既に通じ合っていたんですよね…」

自分を生きれば、必ず…


その後、Hさんは働いていた会社を辞めて、新しく別の会社に就職しました。「彼を信用していれば、ご縁があれば、必ずその続きがあるはず」と信じて。
今、Hさんの心はとても穏やかです。ご自身に集中し、「自分を生きる」ことを満喫できています。それは、「海を渡るんだ!」と自由を求めて船に乗って行ったお相手の意志そのもの!この方を霊視すると、お相手の想いがいつも漂ってきます。お相手、いつの日か、彼女をめがけてまた戻ってくるのではないでしょうか。彼女を取り巻く愛念を感じるほどに確信を持つあかりでした。

では、本日も最後までどうもありがとうございました。


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