取ってからわかった介護休業のあれこれ
私が介護休業を申請したのは、父を介護するためでした。介護休業は1人につき最大93日取得出来、休業中は無給です。介護休業は休業前2週間、復職願いは復職2週間前に申請が必要という決まりがありました。父の場合は余命どのくらいかわからなかったため、とりあえず期間を1か月で申請。
父は介護休業開始から約1週間後に亡くなりました。父の死亡を報告した際に上司は
「しばらく実家の手伝いをして、落ち着いたら戻ってきてくれたら良いから。」
と暖かい言葉をかけてくれたので、葬儀後の諸々の手続き、家の整理、挨拶対応、年金書類の問い合わせや準備などに時間をとる事が出来ました。
後日復業願いを職場に提出しに行った時、
・介護休業は対象者が亡くなれば終了。
・その後は忌引、その忌引には土日も含まれる。
・忌引後の休みは欠勤(有給を使ってもOK)
と、説明を受けました。
上司は、制度を良くわかっていなくて申し訳ない、と謝っていました。
職場で介護休業を取得した職員はあまりいないので、仕方がないかな。確かに父親が死んでしまったら介護休業じゃなくなるのでは??と微かに思っていたし、親のことで頭がいっぱいで、詳しく調べずに介護休業を申請したのは私。実家で父を看取り、高齢の母をサポート出来たので、今回の休業にはとても感謝しています。
家族のために休みやすい世の中や職場が増えて、介護休業がもっともっと普及すれば良いな。