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不登校はどこに相談したらいいのか

私は最初にどうしたか

不登校になってすぐの頃、私はカウンセリングや病院受診するためにどこかに相談する気はありませんでした。

もし相談したら
『母親の私が悪い。』
『私のせいで息子が不登校になった』
と言われたり、思われたりするのが怖かった。


だから、誰にも相談せずに不登校が終わることを願っていました。
願っていたからと言って不登校が終わるわけでもなく、息子への対応の仕方もわからなかったのでうまくいくわけもなく、息子の不登校と生活態度は悪化していきました。

『どこに相談したらいいの?』

そして私は最初にどこに相談したらいいかわかりませんでした。

息子の不登校も悪化し始めたのを感じ、そろそろどこかに相談したほうがいいのかなと思っていたころの話です。


たまたま別の用事があり市役所に行った時です。市役所で保健士さんとはなす機会がありました。その時にあまりにも疲れきり、笑顔もない私をみて何かを察した保健士さんが

『何か悩み事や辛いことないですか?大丈夫ですか?何かあれば話て下さい』
と言ってくれたのです。


私はその言葉にホッとしました。
私はそこで初めて息子の不登校を詳しく話しました。
家族にも友達にも誰にも話してないことを、私は話せたのです。


彼女は私の話を真剣に聞いてくれ、たくさん頷き、共感してくれました。

『不登校の話を聞いてくる人がいるんだ。』
『私を責めないんだ。』
『こんなにも真剣に聞いてくれて、共感してくれるんだ。』
と安心したのです。


そしてその保健士さんから
『どこかにお子さんの不登校を相談していますか?』
『不登校の相談先は知っていますか?』
と聞かれました。

私は全くわかりません、どうしたらいいのかと聞きました。
そこでやっと相談先がわかりました。


不登校の相談先


地域によって違うかもしれませんが、私達の地域では

①公立の各学校でのスクールカウンセリング
※私立の学校にも配置している学校もある。

メリット
●自宅近くにある学校内のでカウンセリングなので通いやすい。
●同じ学校やクラス内にいる不登校生のことや、学校側の対応をカウンセラーさんから聞ける。
●学校の行事や受験などの情報も聞ける。
●先生と連携がとれる。


デメリット
●カウンセリングに通う中、私と顔見知りの生徒に校内で会ってしまう確率が高い。
●カウンセラーさんとの相性が悪いと息詰まる。

※各学校にカウンセリングを受けたいと問合せ、予約をとる。



②市役所での子育てや教育相談

メリット
●顔見知りもいない、知り合いに秘密でカウンセリングを受けられる。

デメリット
●市役所に行くまでの時間や交通費がかかる。
●学校のことは聞けない。
●学校の先生との連携は取れない

※市役所に問合せ、予約をとる。


この2点を保健士さんから教えてもらいました。

全くどこに相談したらいいのかもわからなかった私にはこの相談先を教えていただいただけでも、少しの希望が持てました。



私のカウンセリングはどこにお願いしたのか

私が相談したのはスクールカウンセラーさんです。私の場合はスクールカウンセリングが正解でした。

息子の学校には不登校の生徒が多かったので不登校に関する知識と情報をカウンセラーさんがたくさん持っていたこと。

私が頼まなくてもカウンセラーさんからいろいろ提案してくれたので、担任の先生や学校との関わりがとてもスムーズにいった。

学校行事やテスト、受験情報をカウンセラーさんが教えてくれたので、たとえ学校から連絡なくても学校内外の事を知ることができた。

そして1番は、私とカウンセラーさんの相性が良かった。
ここはとても大事だと思います。
ここが良くないと話もはずまず、お互いに心を許せずだったのではないかと思います。

そしてスクールカウンセラーさんとのカウンセリングでは不登校親の会、フリースクール、病院などのいろいろな情報を頂くことが出来ました。


まとめ

まずば何処かと繋がることが良いと思います。1番問合せしやすいのは市役所や町役場などではないでしょうか。

学校でもいいのかもしれませんが、不登校の子供が少ない学校の場合は対応がわからないことがあるようです。

どこか1箇所でも繋がると、次はここ、他にはここと教えて貰えるのではないのかなと思います。


また、有料のカウンセリングと無料のカウンセリングどっちがいいですか?とたまに質問をいただきますが、私はどちらでもいいと思います。

有料無料に問わず、カウンセラーさんの人柄、カウンセラーさんの知識と経験、自分との相性、これが大切だと思います。
ここを重要視してみてください。


最後に


私はあのスクールカウンセラーさんにお願いして良かったと思っています。彼女がいなかったら私はいまだに悩んでいたことでしょう。とてもお世話になりました。感謝してもしきれないほどです。本当にありがとうございました。


不登校で悩む親の手助けをしたいと思い仕事、家事、育児の合間に記事を書いています。よろしければサポートお願いします。