私的プロレス技名鑑⑳ダイビング・ボディ・アタック
今回は基本的な飛び技のひとつであるダイビング・ボディ・アタックのご紹介です。
ダイビング・ボディ・アタックは、トップロープから立っている相手に対して飛んでいき、自らの体を浴びせて、そのまま押し倒す技です。
空中で自らの体を横向きにして、相手の体と自分の体が十字に交差するように浴びせるのが特徴。そのため海外ではダイビング・クロス・ボディとも呼ばれる。また、メキシコではプランチャとも呼ばれます。
類似したフライング・ボディ・プレスの方は、助走を付け相手に向かって大きくジャンプし、同時に空中で体を横向きに倒して相手と交差するように腹部から相手にぶつかり、そのまま体を預けて浴びせ押し倒すという形になります。
フライング・ボディ・アタックは別名フライング・クロス・ボディとも呼ばれています。現在では基本的な飛び技の1つで、かつてはマスカラス・ブラザーズ(ミル・マスカラス、ドス・カラス)が得意技としていたことによって、一躍脚光を浴びた代表的な飛び技です。
また、この技を場内から場外の相手に繰り出せば、プランチャ・スイシーダと呼ばれる技となります。元々はルチャリブレのポピュラーな技で、日本ではミル・マスカラスが使用し脚光を浴びました。
フライング・クロス・ボディは、基本的な飛び技の一つであるため、ジュニアヘビー級の選手がよく使用しますが、たまにヘビー級の選手も使うことがあります。
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両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」&YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。良い記事だなと思ったらチップをおねがいします。