母としての自信も心理士としての自信も少しずつ喪失していった日々
「私は心理士なのに、ムスメが不登校でリストカットしてる」
以前の記事にも書きましたが、そんな状況がただショックで、ムスメを何とかしようと空回りしていた日々の中。
哀しいかな心理士の性(さが)で、自己分析は得意なんで、
「ああ、心理士としてのプライドが傷ついたんだな」
と気づいてしまった。
それと同時に、
「自分の子どもも救えないのに、人の子どもなんて救える訳が無い」
という、うつ的思考が頭を占めるようになってきてしまいました。
いつも、「つい子どもに怒りたくなる、怒らない先生は凄いですね!」というお母さん達に、自分で言ってたのにね。「人の子どもで仕事だから、我慢できるんですよー」って。
私は結構自分のために生きていて、決して良き母では無い自覚は前からありました。
でも良き心理士として頑張れていて、そんな姿を子どもらには見てもらえればそれでいいやと思っていて、子どもらも応援してくれていて。
夏休みまで、私達家族は順風満帆だと信じていたのに。
それがムスメによって、盛大にひっくり返された。
私の母としてのプライドも、職業人としてのプライドも、メチャクチャになりました。
ついには、仕事中に子どもたちについての相談に乗りながらも、
「ウチの子の方が重症なのに、家にムスメを置いて、私はここで何をやってるんだろ…」
と疑問すら抱くように。
完全に追い詰められていました。
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