春の色
先週、モーゼル地方へプチ旅行しました。
モーゼルワインで有名なこのあたりは、温暖な気候に恵まれているといわれていますが、4月に入って、ドイツは冬に逆戻り。。。
寒かったけれど、モーゼル河畔の古い街を訪ね歩いて、春の気配を感じました。
13件の古い粉ひき所が残る、静かな谷間を歩いたり。
古い建物を改装して、若い世代の方々が住んでいる様子に、何となく豊かなものを感じました。
だれかが見ているような・・・。
せせらぎ。
こんな水辺には、ずっと佇んでいたくなります。
河畔の城跡からの景色を楽しんだり。
短い滞在でしたが、その間に、山の色が、少しずつ変わっていくのがわかりました。
木々の新芽が出てくる直前の山は赤茶色にかすみます。うっすらと紫色も混ざっていそうです。
所々に芽吹いた木々も。光がポッと灯ったよう。
古い街を歩きながら、かわいいカフェを見つけ、ワッフルをいただきました。
ワッフルには、ホットチェリーソースがつきます。もちろんクリームも。
いつも思うけれど、すごいカロリー。
でも、ぺろり。
これも旅の楽しみ。
そして、ここでも、ウクライナの国旗が掲げられているのを目にしました。
反戦のシンボル。
近くに起こっている現実も心に留めながら、
美しい春色の現実も、味わっていきたい、
そんなことを想いながら、モーゼルを後にしました。
Reiko