成敗は身に残る糟粕(そうはく)
note110日目
資本主義の父と言われる渋沢栄一さんの名言を!
“世の中には悪運が強くて、成功したかのごとくに見える人が、ないでもない。しかし人を見るに、単に成功とかまたは失敗とかを標準とするのが、根本的誤りではあるまいか。”
(中略)
“善人が運拙くして失敗したも者があろうが、それを見て失望したり悲観したりするには及ばないではないか。成功や失敗のごときは、ただ丹精(※1)した人の身に残る糟粕(※2)のようなものである。”
参照 : 合本・渋沢栄一―『論語と算盤』『青淵百話』『雨夜譚 自伝渋沢栄一』
※1. 丹精(たんせい) : 心をこめて物事をすること
※2. 糟粕(そうはく) : 酒のしぼりかす
成功や失敗を判断基準にするのではなく、
丹精込めて、続けることが大事!
と気づかせてくれる一言だと思います。
今年の大河ドラマが楽しみですね!!