命懸けで、隣の芝生は青い。
会社勤めの都会暮らしは、加工食品や添加物や排気ガスまみれな気がする。
不動産は高く、車、学費、移動交通費、外食、全てがお金。
何かをする度に課金されている気分で、金の切れ目が縁の切れ目とばかりに、命は金によって生かされている。でも、バイトも含めればそれなりに働く場所も多い。
農業での田舎暮らしは、気候との闘い。
野菜も草花も生きている。1日も欠かすことの出来ない世話の日々。
休日は、そう簡単には取れない。
目を離して何かあったら年の瀬に後悔することになる。
壮大な景色を見に訪れる都会の人々が鬱陶しくなるほど忙しい。
だけど、生活費はそれほどでもない。
都会人から見れば、あれこれ汚いように見えるかもしれない。
家や庭や綺麗にする時間も無かったりする。
それと労働力、健康第一、その為には少々生活の何かを放置したりする。
どっちが良いかは、価値観の問題なのかもしれない。
自然と戯れていればストレスではない人は、田舎暮らしが良い。
土が衣服に付くのも抵抗があって、乗用車に乗っていないなら、都会暮らしだろう。
ただ一つ、忘れてはいけない。
どっちにしても、命を生かすために暮らしているのだから、どっちも生きるために命懸けなのだ。
全ての家庭の情報が共有されていると言ってもいいような田舎も多い。
隣人すら誰なのか分からないような都会暮らしも多い。
どちらともなく、いいなぁってよく聞く話し(笑)
そう、隣の芝生は青い。
どっちも何かある。
どっちも命懸け。
どっちに適性があるかは、両方経験しないと分からない。
どっちの芝生が青いでしょうか。
あ、時代に合わせて交互に切り替えてもいいんじゃないかな。
切り替えには、年数を要するだろうけど。