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孤独とは
孤独とは、そのこと自体をどのように捉えているかで変わる。
嫌だと思っているのか、孤独であることが必然であると受容しているのか。
寂しいとか嫌いだなどネガティブに捉える人にとっての孤独とは何か。
敢然と向かい合い孤独を嗜む姿勢のある人のそれは何か。
ネガティブな孤独
覚悟の無さが現れている。生きることに対して依存があるのだと思う。そのように書くと悪いイメージになるかもしれないが、どのような人間にも度合いの違いだけで多少のそれは有るだろう。
しかしネガティブな孤独は、少ないに越したことはない。多ければ精神的な病にもなりかねない。だから孤独の本質を理解する必要がある。孤独を恐いと思っている人は、孤独の本質を見極めていないように思う。
恐がる必要はないということを、本質を見極めて嗜めるようになることで生き方を劇的に変えることが出来る。
精神のカテゴリーと表現するべきか、全ての感情は密接に繋がっている。孤独のようなネガティブ要素が強いものこそ、きちんと見詰めて解釈し受容することが大切である。例えば、依存・覚悟・寂しい・勇気・楽しい・挑戦など全て繋がっていて、そのバランスが人生の表面に、そして人間の見た目に現れる。
ポジティブな解釈
自分だけではなく皆、孤独である。死は平等に訪れるからだ。そして皆、一人で死んで行くのである。だから孤独だと考えるのは無意味なのだ。それが理解出来たら覚悟を決めること。誰かがどうにかしてくれるとかではなく、生き方を自分で決めることで、どう生きたいかをグレードアップして行く。世の中の常識や正悪に惑わされないことも重要だ。周囲からどのように思われたいかについても、量を決めてコントロールする。何もかも善良であろうとしたら、精神が潰れてしまうだろう。それは本末転倒だということを理解して、自分という人間を理解して、自分の基準で量を決めることだ。
親や先生が言っていたからというのは、基準にならないということを知るべきだ。何故なら、親も先生も例えば愛した人すらも一緒には死なないのだから。しかしながら、注意するべきはその基準が自分で責任を取れる範囲なのかどうかということ。
責任範疇
とは言うものの、多めに見積もって良いと思っている。仮にマイナスなことがあって乗り越えなければならくなった時に、山が大きいほど乗り越えたら自分の力になるからだ。小さい山を想定しているとそれなりの力しか身に付かないからだ。かと言って、大きい山を最初から想定しても乗り越えられなければ苦しい人生が待っていることになる。
だから、常に今の自分よりも少し大きい責任範疇を想定する。そうやって自分の力量すらも把握することが重要だと考えている。
人生の道標を見つけた人
最終的に孤独を受容するとどのような感覚になるのか。これは個人差もあるだろうし表現するのは非常に難しいことではあるのだけど、有る意味で人生の道標を見つけた人が孤独を受容していると言える。
家族が居ようと、恋人が居ようと、友達が居ようと、そういう周囲に惑わされることなく自分の道を歩むということだからだ。
ある意味で善良な人ほど孤独に苛まれているように映る。“親の言うこと先生の言うこと、社会常識や法律の正悪などを真面目に考えている人”ほどと言う意味だ。アニメや映画がストレス解消になるのは何故だろうと考えたことはあるだろうか。理由は簡単で非現実的だからなのだけど、言ってみれば上述の“”から外れたことだからだ。では何故“”から外れたことでストレスを発散するのか。そう考えれば、普段が如何に枠の中に押し込まれている状態なのか分かるだろう。だから、基準は自分で決める。責任が取れる範囲でということを言っているのだ。
孤独とは
結論として孤独とは、覚悟せず依存して自己基準がないことを現している。そんなものとは早々にオサラバした方が良いです。
どうすれば良いのか、色々な読み物があるけれど方法が書いてないものが多いので手順を書きましょう。しかしながら自分に合った方法を自分なりに工夫することが重要です。だから苦悩し考え、幾つもの山を乗り越えるべきなのです。それが億劫な人は、孤独から抜け出すことは出来ないでしょう。何故なら世の中に流され、力を持てず弱いままで居るしかないからです。
・内観する。自己分析して自分を知る。
・自己基準を考える。更新を常に行う。
・外観する。世の中を俯瞰する。
・内観と外観の差を理解する。無意味に差を埋める必要はない。
・差を理解し、言うべきことを選択する。
・差を理解し、行動するべきことに注力する。
・大きな目的が見えたらそこに向かって進むだけ。
大切な要素を追記します。
この作業を行う際は、感情は二の次としてなるべく直視する必要があります。
感情論に走るのは、全てを盲目にしてしまうからです。落ち着いて自分の感情の変化すらも俯瞰し分析出来れば、思ってもいなかったことが見えてくる筈です。