最高到達点はどこかな
苦手なスケジュールが詰まった時期を乗り越えた!と思ったら、一気に精神的な疲れと共に急な気温変化になかなか身体がついていけず、体調をさらに崩したりと気付けば11月が終わりに近付いている事に驚きです。この調子だと、あっという間に年末なのだろうなぁ…🥲と、少ししんみりした気持ち。
パニック×行事、落ち込む出来事、何をやってもなーんかうまくいかない日々
そんな場面が多かったここ数ヶ月、ふと思ったこと。
私は漫画が好きで、特にジャンプ系を昔からよく読んでます。有名どころだと
NARUTO
BLEACH
ドラゴンボール
ワンピース
呪術廻戦
鬼滅の刃
などなど
お決まりというか定番なのが、主人公が極限までズタボロに追い詰められた結果(中には何度か○んでる人も...)、秘めた力を発揮して敵を倒す…というパターンです。
SEKAI NO OWARIの『 最高到達点』を聴いていたら、ワンピースの「ワノ国編」でついにルフィがギア5に到達した時の興奮と感動を思い出していました(※知らない方はなんの話か分からなくてゴメンナサイ)
無理かもしれない
でも諦める訳にもいかない
現実世界でも、極限状態は誰しも経験があると思います。
”今”となっては笑えるような話も、その時のその人にしか感じられない感情や状況・状態は、大小関わらず。見知らぬすれ違う人たちにも、自分から見たら余裕があるように見える人たちにも、1日過ごすことがやっとの思いで必死な人もきっと沢山いると思います。
パニック障害を伝えていても、「〇〇さん(私)のために、食事会をしましょ!」という有り難い提案も、純粋な善意が私からすると狂気に感じることも。
慣れない空間(個室)が怖い私は、周りが談笑する中でこっそり薬を追加で飲み干し、冷や汗を拭いながら引き攣った笑顔で4時間過ごしました。
周りが楽しそうに笑い合う中で、《あぁ…たとえ伝えていても、実際にならなければどういうものかは分かってもらえないんだろうなぁ…》と、またダークサイドへ堕ちかけるところで、「いやいや、私だって他の人の苦しみなんて分からないしな」と踏みとどまります。
そんな脆い現実でも、なんとか前へ進んでいきたいと願ってしまいます。
私の最高到達点は一体どこなんだろうなぁ…
なんて、追い込まれ過ぎてよく分からない漠然とした疑問にとり憑かれていたときに、”なんとなく追い詰められた時こそ、自分の知らなかった力を出し切ってきたんじゃないか?”とも思えてきました。
まさに漫画の主人公たちもそうだから、共感や感動が生まれるのかも。そしてそれは無限に続くものじゃなくて、どれだけ限界を超えた力を手にしても、休息時間が必要になります。
私自身は、予定が迫ると常にその事に頭の中が縛られ、不眠や動悸、吐き気に襲われます。
さまざまな事が重なったこの2ヶ月弱の期間、ひたすら「悪いことを考える時間を徹底的に自分から奪う」という、体調が悪化する中で捨て身の選択をしました。
現実逃避でもあり、現実に立ち向かうためでもあります。
仕事が終わり帰宅した後は、家事や子供の事を除いて、眠る直前までいろんな制作物に時間を費やしました。
noteの見出し画像がきっかけで本格的に興味を持って作り始めたAI画像も、さまざまなジャンルを数千枚生成し、今度は「動かしてみたい」という気持ちに駆られてモーション制作、その次は動画制作もやりだし、作品をストック型のようなものに登録し始めると(すべて商用利用可のもので作って手続きも済ませ)、少額ながら収益まで発生しました。体力的な限界は感じるので継続できる気はしないし、勿論数百時間を費やしたものには見合って無いけれど
恐らく自分の精神疾患、ここまでの状況にならなければ、仕事以外で頭をフル回転で勉強したり、没頭して取り組むことも無く、無縁だったんだろうな。という世界に少し触れられただけでも価値があるような気がします。
何より、こんな自分でもカタチとして作ったものを「すき」と感じてくれる人が居る事がまた次の日の活力になりました。
苦手なことに挑むときは、徹底的に考えて対策を練ること、実行すること。それらもきっと難なくこなせる状態だったら、絶対にやらなかったことばかりです。
これが
自分だけじゃない
自分に出来ることは何か
同じように暗い気持ちを抱える人へ、エールになる様なものを作りたい
そんな風に変化してきたことが、新しい体験を得るきっかけになったと思います。
何かの問題に直面する時ほど人は強いのかな、と改めて感じます。
そんなこんなで、壊れかけのエンジンを吹かせながら、先日は1番の瀕死案件である高速道路にも乗ることが出来ました。
もう、もう…快挙としか言えません🥲︎
もちろん結果はヨレヨレ。でも無事に行き先へ辿り着き、帰還しました。
避けられるなら避けるがベストですが、外せない仕事だったので八方塞がり状態、一難去ってまた一難な毎日に、「そんなもんだよねぇ…」と涙目でも開き直り、「吐いたらスミマセン」と同乗者にお断りを添えて休憩を挟みながら往復2時間。
やればできる(かも)
やってみて出来なかったら次の手を考えよう
不安にぶつかる度にそう言い聞かせて、「出来ないことは出来ない。じゃあ、出来ない自分でも出来ることを更新していこう」
そんな目標を立てて、過ごしています。
今はここが自分の限界だと思っていても、まだまだ上はあるかもしれません。8年前の診断時に引きこもっていた頃にも、憂鬱に支配されて毎晩涙して逃げ出したいと思っていた2か月前にも、想像していなかった今の結果があるのも事実です。
「ちょっと思うように上手く生きられないかも」の世界に突入しても、その中で1ミリでも自分が生きやすくすることを諦めなければ、知らなかった世界が見えてくることもあるのかも…とそんな気持ちです。
noteでもそうで、きっと沢山の方が自身の抱えているものを誰かに伝えたいという気持ちで綴られてるものも多いと思うし、書くこと自体も、それを投稿することだって実名でなかろうが勇気がいることです(私は毎回とても怖いです。The小心者)
でも、そこに並ぶ言葉だけで救われる事も沢山あります。それはきっと想いがこもって、時には身を削って書かれてるものたちだからだと思います。
記事を書かれてる皆さま。
ありがとうございます🙇♀️
少しだけ見出し用投稿