美とは完璧を目指すものではない
明治の思想家の岡倉天心様は、1906年(明治39年)にアメリカで出版した著書「茶の本」の中で次のような言葉で記載し、私たちをハッとさせるお言葉を残しました。
「真の美は
不完全な心の中で
完全なものにする人だけが
発見することができる」と。
ようするに、彼は日本の美しさとはインパーフェクト(不完全)と表現しました。
例えば俳句は、完全に作り上げない中に情緒が生まれ、日本画には余白や間に心が宿るのです。
容姿や性格もどこか不完全なところこそが、人間味があってその中に真の美しさが沢山隠れているのではと思います。
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