結論は復職
休職して(仕事に行かなくなって)一ヶ月が経った。
この一ヶ月、わたしは大いに悩み、考えた。
そして出した答えは、休職している組織にとどまるということ。
退職し、転職して環境も働き方もガラリと変えてしまうことも考えた。実際に、転職紹介会社を通して面接にも行ってみた。
2件面接し、ありがたくも両方から好評価を受けた。1件は更に条件に合う人が来たために不採用になったが、もう1件からは内定をいただいた。
高齢、看護師3年目にして大した経験なし、自信なしの三拍子揃った低スペックの私でも、受け入れてくれる場所があるのだと、嬉しく思うと同時に驚きもした。
単純に、看護業界が人手不足だからかもしれないけれど。
でも、復職することにしたのには、理由がある。
まず、転職したら、収入がダウンすること。
ある程度は仕方ないけれど、年収が下がることに加えて家賃補助もないというのは、生活に不安とストレスを感じるだろうと思った。
それから、転職したら、休日日数が少なくなること。
有給や希望休は取りやすいそうだったけれど、年間休日数が今より10日ほど少ないのは、仕事以外の時間も大切にしたい私にはちと厳しい。
最後に、復職と異動をすることで、働き方が変えられそうだと分かったこと。
復職か転職かを考えるために、移動予定の部署を見学させてもらった。今までの部署とは時間の流れも雰囲気も異なり、落ち着いているように見えた。その部署ならではの業務もある。それは、わたしがもともと関心を寄せていたことに関わるチャンスとなるかも知れない。
他にも理由はあるけれど、総合的にみて、今は復職したほうが自分が消耗しないで済む、と考えた。
前の部署のスタッフと顔を合わせてしまう気まずさはあるものの、転職して新しい生活環境に慣れたり、新しい仕事を覚えたりする負荷のほうが、今のわたしには厳しいと結論を出した。
もちろん、異動したら新しい仕事を覚えていかなければいけないが、同じ組織内だし、生活環境は変わらない。収入も安定している。
このまま、部署を変えて、この組織での経験を深めていくことも、ひとつの方法だと思ったのだ。
将来のことは分からないけれど、まずは、復職してみる。
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