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障害のある子の「親なきあと」に向けてゆっくり考えていけばいいこと

「親なきあと」に向けて「親あるあいだ」にできる準備はたくさんありますが、ほとんどのことは一朝一夕にはできないものです。焦る必要はないので、頭の片隅に置きながら、何年もかけてゆっくり・じっくり考えて取り組んでいけばいいことがほとんどです。
ここでは、その中でもコアとなる点について紹介したいと思います。

「今やるべきこと」は別記事をご覧ください。


子どもが「親なきあと」も困らないために

  • 信頼できる”支援の輪”を作っていく
    一人だけで生活できない子どもにとって、周りの支援者は必要不可欠です。親が死ぬまで支援し続けるのではなく、子どもを支援してくれる支援者の輪を構築してバトンタッチしていくことが重要と考えています。

  • 親なきあとの住まいを少しずつ準備していく
    親なきあとの住まいは大きな不安と悩みです。グループホームを考えているのであれば、子どもの頃からショートステイなどを利用して少しずつ慣れておくとか、体験入居をして課題を把握するなど、少しずつ準備しておくのがいいでしょう。

  • 子どもに残すお金と残し方を考えていく
    お金だけ残しても自分で使えて管理できないのであれば意味がありません。また、必要以上の大金を残すと思わぬ結果を招きかねません。
    子どもに合ったお金を管理する手段を残す必要があります。

親の将来への備えを考える

  • 老後資金が破綻しないように
    子どもに経済的に頼れないのであれば、まずは親の老後破綻を防ぐ必要があります。

  • 認知症への備え
    認知症になると子どもの面倒を見ることができなくなるでしょう。親なきあとだけでなく、親あるあいだの認知症対策も忘れなようにしたいものです。

  • 親一人子一人の場合は死後の事務手続きも
    親の死後の事務手続きを子どもだけでできない場合、生前に事務手続きを専門家等に頼んでおくことができます。


本記事の詳細は「障害のある方とご家族のお金の相談所」FP事務所 Osaifu(おさいふ)のブログに書いています。よろしければご一読ください。https://osaifu-fp.com/things-to-do/things-to-consider/


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