障害のある子の将来の住まい
障害のある子が大人になってからの住まい、また親なきあとの住まいはどのようなものでしょうか?
今回は代表的な住まいのタイプについて、それぞれの特徴と費用などを紹介したいと思います。
住まいのタイプ別特徴と費用の一覧
障害者支援施設への入所は、一番手厚いサポートが得られ、コストは一番安いのですが、施設で暮らすのではなく地域で暮らすべきとの国の方針で、今後新たに開設されることは見込まれないため、受け入れ人数に限りがあり、より多くの支援を必要とする人を優先して受け入れることになるでしょう。
世話人や生活支援員のサポートを受けながら、障害のある人達が一緒に暮らす場が障害者グループホームです。一人一人の苦手なところをサポートしてくれることが期待できます。
障害のある人が地域で暮らせるようにとの国の意向を受けて、新たな事業所が増えています。中にはサービスの質の悪い事業者もいるため、入居にあたってはよく調べた方がいいでしょう。
また、増えて来ているとは言え、地域によっては不足しているため、入居の意向があるのであれば早めのアクションが必要でしょう。
一人暮らしの場合は、家事などを手助けしてくれるホームヘルプや、外出の手助けをしてくれるガイドヘルプなど、ヘルパーさんをうまく活用することで暮らしやすくなります。
また、自立した生活を送れるように様々な支援を一定期間してくれる自立生活援助と呼ばれる障害福祉サービスや、日常の預金の出納や支払いの代行・サポート、通帳などの保管、障害福祉サービスの利用手続きのサポートや定期訪問などを行ってくれる社会福祉協議会による日常生活自立支援事業と呼ばれるサービスを使うこともできます。
それぞれの住まいのタイプの特徴と費用の詳細、一人暮らしで活用できるサービスの詳細や費用などについては、「障害のある方とご家族のお金の相談所」FP事務所 Osaifu(おさいふ)のブログに書いています。よろしければご一読ください。
https://osaifu-fp.com/residence/houses/
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