未来のためにできること【キャリコンサロン編集部】
広島県の小学生は、夏休みに2回登校日があり、1回目は8月6日前後に平和学習を行う日になっています。
平和のためにできることは何も無い
平和学習の課題プリントを書けずに持ち帰った息子が、1日頑張って絞り出した感想が「平和のために自分ができることは何も無い」でした。
元々、発達グレーの息子は、他人に対する共感力がとても低いです。
他人の行動を考えて発言することも難しいので、このような感想になったのではないかと思います。
また、広島にいながら、戦争に関する情報に接することが少なかったとも思いました。
知ることで未来を考えることはできるはず
仕事柄、就活を控えた学生に「将来どんな仕事がしたい?どんなふうに働きたい?」と聞くと大抵の学生が
まだ決まってなくて、、と話します。
経験から、就活学年の最初で「こんな仕事をしてこんなふうに働きたい」とはっきり言える人ほど内定をもらうのも早いきがします。
逆に、こんな仕事をしたいと話しているものの、実力に見合ってないし行動も一致してないよ、、、?と見受けられる学生もたくさんいます。
事例としては、海外で働きたいが英語の日常会話が難しく、ボランティアなどにも参加していない。外国人がいる多様なチームでの経験が無い。といったものです。
仕事に関する情報不足から、仕事像に曖昧さが生じ、目標に大きなブレが生じているようです。
就活は社会で仕事のサイクルを回す筋トレのようなもの。
目標設定、実行、振り返りが就活前にできていないと差ができやすいと感じています。
未来のためにできること
3年前から始めたJIKOTANを、今年も広島県東部地区の中学校で行っています。
広島県立高校の入試では、次回から自己表現の試験で当日の自己表現カード記入がなくなることが発表されました。
文章に書き起こすために、入念に準備してきた学生とそうでない学生とで差が出てくると、個人的に予測しています。
試験以前に、なぜ自分は勉強するのか、将来どうしていきたいのか。
自力で考える機会を、広島県は用意してくれたのだととらえると、時間をかけてじっくりと深く考えて準備してほしいと思っています。
※JIKOTANは商標登録しています
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